「エヴァンゲリオン」に関わるゴタゴタ
「新世紀エヴァンゲリオン」ってアニメ(とかマンガ)は、いろんなとこでとりあげられてけっこう話題になったんだけど・・
面白いのは作品の内容そのものよりも、それをめぐって起こった周囲のゴタゴタだったりする。。
(以下妄想 m(_ _)m)
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じゃあ、とりあえず作品解題から・・
「人類補完計画」=クローニングによって人類を強化するための計画。
このときの「クローニング」は、単なる複製技術ではなく、SF的な意味での幅をもった概念となる(だから巨大化もする)
未来において、
人類はなんらかの外的要因(環境破壊など?)によって強化される必要があった。
主人公達が操る汎用人型決戦兵器(エヴァンゲリオン)やその敵として登場する使徒ってのも、この計画の過程での産物。
物語の元ネタとして、よく言われるように
「愛と幻想のファシズム」(村上龍)とか鶴田謙二の影響(特にクローニングのとこ)を感じられる。
あと、
いろいろな神話(おもに北欧?)によって物語が装飾されている
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この作品の特徴として、
大体の回がなんの説明もなく、いきなりクライシス(クライマックス)から始まる。
そういうのは<近代の突端(あるいは「終わり」)>っていう時代に生まれた、
ぼくらの状況を表す象徴表現のような気がして・・
ぼくらの時代ってのは生まれたらいきなり
<環境問題>とか<国家の終わり(?)>とか<資本主義の限界>とか・・
雑多かつ複雑・強固な問題が山積みな状況になってて・・
いわば、
基本問題の解き方も十分に教わってないうちに応用問題解かされているような
・・そんな時代で
そういう問題群ってのは
きちんとした解法を身につけてないと解けるはずもないのに..
適当にカッコつけて、「post-modern的思潮では・・」、とかやってると本質を見失っちゃたりする
そうじゃなくて
やっぱり少し間違えたことがあったとしても
その間違っている点も含めて、
昔からの解法を受け継いでいく(修正していく)必要があって・・
(たとえその解法が複雑で、おそろしくたくさんのことを学ばなければならないとしても・・)
作品全体を通しての印象的なメッセージとして
主人公(シンジ)の言う
>逃げちゃダメだ・・!!
ってのは
作者(庵野)が作品に託したメッセージをモロに象徴しているものに感じる。
それは、上で言ってきたような
「(この複雑な近代から)逃げちゃダメだ!!」
ってことで...
このときの「逃げちゃダメ」ってのは、ムリして玉砕とかを勧めるものではなくて、
「問題に立ち向かい克服するための努力をすべきだ」ってことなんだろうけど...
アニメ本編のラスト、
「現実世界への回帰」
ってのも、そのような作者からのメッセージを強調するための演出だったんだろう
しかし、
多くのファン層はそういったメッセージ・・
あるいはそういうメッセージの暴力的なお仕着せ(ファン層はロボットアニメにありがちなお約束なラストを望んでいたが、庵野はその期待を裏切った)に対して攻撃性を感じ、よりいっそう自分の殻に閉じこもってしまった
そういったファン層をなだめ、もう一度メッセージを伝えるため(?)に映画を作ったんだろうけど・・
だとしたら、本来ならもうちょっと柔らかい形でメッセージを伝えるべきところを、もっと過激な表象(巨大化とか)をつかってメッセージを(力づくで)ねじ込もうとした
(こういうところに作り手と読み手のパワーゲームが感じられて面白いのだけれど・・)
で、結果として
メッセージはそれほど伝わらなかったし
作品それ自体の構成としても、
なにがやりたいのか分からないようなものが出来上がってしまった
・・たぶんそんな感じだったんだろう
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コメント (13)
最新コメント5件
2003/12/20
m_um_u. あ・・なるほど・・じゃあ、「踊る大走査線」現象と一緒だ。。・・なるほどねぇ。
情報ありがとうございますm(_ _)m
kiiro 推敲の時間もなく書かれた感想が干渉物もなくダイレクトに、作り手の元になだれ込んでました。本編→自分の感想→人の感想、そして時折挟まるGAINAXサイドの書き込み(庵野自身のものではありません)、この連鎖が後半の作品にかなりの影響を与えたのは間違いないものと思います。
m_um_u. あぁ・・そうでしょうねぇ・・ぼくもリアルタイムでアニメは見てたけど・・なんか後半バタバタしてましたもんねぇ(笑)
tks なるほどそういう事情があったんですね。
2004/02/22
m_um_u. ・・こんどはドラのやつと戦うみたいです・・http://wibo.m78.com/clip/img/...
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