落書き
好きだ。ヒマで、目の前にペンと紙があれば、ぐりぐりと書く。大抵、行き着く先はドラえもんになってしまう。丸と線だけで構成される、彼の凄さよ(といいつつ、アンパンマンを描かないのは、世代なんだろう)
増殖してみたり、分裂してみたり、気がつくと異生物に変わり果てていることもある。目に留めた人が笑い転げたりすると、進呈してみたりもする。迷惑。
そう言えば、昔、母も誰かとの電話中にぐりぐりと何かを書いていた。漫画チックなまつげの長い少女の絵だったり、コスモスみたいな花だったりした。好きだったなぁ。一度だけ、せがんで描いてもらった覚えがある。かすかに残る少女の面影。
血の繋がりなんてものは、こんなところにも現れるものだと、なんとなく感心する今日この頃。しかしそのお陰で、私は、自分のノートを即座に人に貸すことが出来ない体質になっているのだった。
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