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(新)本格推理小説

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これまで読んだ推理小説といえば「アクロイド殺し」「モルグ街の殺人」程度で、ミステリに関する予備知識はほとんどなかった。たとえばそういう人間が、久しぶりにミステリでも読んでみるか、と、ふらりと書店で、ノベルズの棚から1冊手に取り、買って読み始める。

そして愕然とする。作品の中に現れる作品。犯人が判った後に現れる仰天する結末。作者の文章そのものにトリックが仕掛けられていて、どうでもいい記述が重要な伏線だったりする。ミステリってなんでこんなにややこしくなってしまったんだ。それとも、もとからそうだった?

どうやら、今僕が読んでいる、このへんてこな「ミステリ」というのは、「社会派」の台頭で(松本清張とか?)、謎解きミステリが一度ジャンルとして衰退した後、15年くらい前、問題意識を新たに持ちなおして再生したものらしい。
そういうものを総称して「新本格」と呼んでいるそうなのだ。

それまでは、謎解きにうつつを抜かすなど子供のやることだ、という風潮があったということなんですかね。

なるほど。確かに、自分で自分に課した制約を、「フェアに」守ろうとしている様は、たとえば殺人という一大事を、パズルの一要素として軽んじていることになるのかも知れない。

(以下ちょっと関係ない話になったのでトピック割りました)

でも、「密室」「交換殺人」なんて言葉、聞いただけでゾクゾクするよね。え、それが子供っぽい?

[020216]
「本格」「推理小説」のキーワードを冠しているのもそうとうおこがましいように思えてきたので変えました。ボクが読んでるものは、軒並み、ヴァンダインの20則で云えばその(2)で全滅です。(というか叙述トリックを前提にして読んでますので)改心して「ミステリ・ハンドブック」と「Yの悲劇」を買ってきました。遅いよ。

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