『詩学入門』エズラ・パウンド/沢崎順之助 訳
「だれか韻律論のいい論文を書いてくれないかしら」とある美しい婦人が溜息まじりに言っているのを聞いたことがある。
彼女はイプセン劇の有名な女優だったほどだから、これは単なるディレッタンティズムではなかった。なくて困っているものをほんとうに心から求めていたのだ。ダンテの『俗語論』を別にして、わたしも、たとえわずかでも価値のある韻律論は、これまでに一冊しか見たことがない。それはイタリアの本で、すでに絶版になっており、一般には全く知られていない。」
『詩学入門』 韻律論より
書き出しとしてとても素敵にオサレなので軽薄に引用してみまスた(笑)。
大詩人は「耳の人」であると同時に卓抜した眼球=腦を持った「眼の人」でもあった。
こんな事を引用文に続いてサラッと述べている。
【デザインが、定められた空間であるように、
リズムとは時間に刻まれたフォルムである。】
↓パウンドに興味を持つならここをどうぞ。Hideo Nogamiに感謝。
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