いじー・とるんか
イジー・トルンカ(Jiriho Trnky)
チェコのパペット(人形)アニメーションの大家。可愛らしさとキッチュさ、シュールさの共存した作風。『真夏の夜の夢』や『皇帝の鶯』は、独特の映像美が秀逸だ。個人的にいちばん好きな作品は『手』。花を愛するアルルカンが、巨大な手の命ずるままに手の肖像を作らされ、最後には落命してしまう。チェコスロヴァキアの特殊な政治事情に引き付けた解釈もしばしばなされているが、人間の似姿(再現表象)であると同時に、玩ばれ操られる人工物でもある人形の、哀しい二律背反がよく現れ出た作品だと思う。
トルンカに限らず、チェコのパペットアニメーションには心惹かれる。画面のくすんだ色調、物悲しくもどこか滑稽なオルゴールの音楽、コマ撮りによるぎくしゃくした動きの人形達。
- 2004/03/12登録
- 6113クリック
「イジー・トルンカ(Jiriho Trnky)」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (4)
イジー・トゥルンカ
- (ミク)
刈谷市美術館で開催されている「チェコ・アニメの巨匠 イジー・トゥルンカ展 -子どもの本に向けたまなざし-」http://www.city.kariya.aichi.jp/...
オテサーネク
- (6月)
この作品を観たときちょうど ヤン・シュヴァンクマイエル監督が奥さんのエヴァと来日していて舞台挨拶をしてくれました。ヤンは物静かなおじいさんという風貌でエヴァは暖かく大らか...
Jiri Trnka
- (ぬほりん)
1912年チェコ生まれ。1945年から人形アニメーションを撮り始めたパペットアニメの巨匠。 独特の表情を持つ人形にコマ撮りの動きで生命を与える魔術師のパイオニア。なんとも...
ヤン・シュヴァンクマイエル
- (ミク)
チェコのアニメがアツイ。シュールレアリスム。







オテサーネク
イジー・トゥルンカ
Jiri Trnka
ヤン・シュヴァンクマ...


