イノセンス
攻殻機動隊の続編。もうとにかく映像表現が凄い。技術が凄いとかそういうことじゃなくて、CGを使って徹底的に物語の舞台を作り込んでるところが凄い。
この映画は基本的に映像を楽しむ映画だと思っています。映像を作り込むことによって生まれる臨場感とか、映像が物語に与える厚みとかそういうものを「感じ取る」ということがこの映画を楽しむのに重要だな、と思います。
特に中間部のお祭りのシーンとか、択捉の経済特区の鳥瞰とかが現実ではありえないのに存在感があって凄くイイ。
未来的な都市の映像、現実にはない中国的なお祭りの風景。あと詳しくは自分の目で見てほしいので書かないけど、後半の物語の舞台がとにかく重厚感があります。
主人公たちのセリフもいいものが多いですが、むしろ私は映像そのものが語るものの大きさに圧倒されました。
- 2004/03/13登録
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コメント (9)
最新コメント5件
2004/03/18
ぺってそん えっと、madokamakiさん、TNOさんとの会話も含めて私見をひとつ。今年の「アニメーションの当たり年」は「ポストジャパニメーション」の模索になるものと見ています。イノセンスもそのひとつ。攻殻機動隊、あるいはそれ以前のAKIRAなどで築き上げた「ジャパニメーション」の次の形、アニメーションで次に何が表現できるのか?という事の模索になるような気がします。だからそこからは「完成された素晴らしい作品」は生まれてはこないし、「完成された作品」であればそれは過去にあった作品の焼き直しになるだろうと思います。イノセンスは映像表現という点においてのひとつの実験、実践であると思います。だからストーリーやその他の要素との兼ね合いで、ちゃんとエンタテイメントした作品にならないのも、まあ仕方ないかな、と思います。個人的にはそんな事を考えてます。
madokamaki そうですね~。個人的にはエンターテイメント性だけを求めていたわけじゃないんです。押井さんなので^^。ただプロモーションは日テレ、ジブリが絡み、もろエンターテイメント映画ののりで少し違和感がありました。きっとこれから公開される一連の映画はまったく方向性が違うものになると思いますが、それがさらなる広がりになり、ぺってそんさんがおっしゃる「ポストジャパニメーション」の扉を開いてもらいたいものです。
木村りりく 私も理屈じゃなくて感じる映画だなと思いました。
ぺってそん 前の会話と絡めて言うと、その「感じる」という事が「次」につながりそうな気がするんです。「この映画のテーマはこうですよ」という理屈の部分で視聴者を惹き付けるのではなく。
2004/05/02
sashimi 映画サービスデイに観ました。ガラガラ。オープニング映像はビョークのPVを思わせる鳥肌…だけどオリエンタルな演出がてんこ盛りになり、サイボーグ同士の殺し合いにはだんだんアクビが出てきちゃった。脚本がきついのか途中で席を立つ大人もいましたよ。期待より浅かったかなぁ、隙がみえちゃって感情移入できなかった。
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