「四谷シモン 人形愛」展
形はおそろしい。ごく最近テレビで、市松人形の制作現場のドキュメントを見た。やはり、おそろしかった。なにより義眼が嵌め込まれたその瞬間から、怖くなった。だが、正確にはその怖さは一度姿を消す。義眼が嵌め込まれた顔型は、眼の周りに膨らみを持たせるために、義眼の上からたっぷりと胡粉が塗り込まれるからだ。それから「目を切る」という作業に入る。胡粉が乾いたところで、あらためて義眼の上に覆われた胡粉を削り取っていくのだ。…[慧厳「螺旋展我録」]
- 2004/03/22登録
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