シジャクラクゴモノガタリ
枝雀落語物語
●桂枝雀(二代目)は、天才であった。天才が過ぎる程の超ド天才であったと思う。彼には、師匠の無形文化財人間国宝の桂米朝をして適うことのできない才能があった。何が惜しいといって、桂枝雀が大阪から居なくなったこと程重大的に惜しいことはない。
●師匠の桂米朝は、演芸やら落語やらを研究していた学徒であった。正岡容などと交通していたが、好きが嵩じて自身が落語家になった。戦後すぐには上方の落語家が十数人しか居らず、松鶴、五郎、小文枝、三代目らと共に普及活動に奔走した。古典の復活、勉強会の開催、東西の交流、後援者の発掘など。…[まだいまだ「滑稽時評」]
- 2004/03/24登録
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