ソマティック・マーカー仮説
アントニオ・R・ダマシオというアメリカの神経学者が唱えた仮説。
推論と意思決定は脳だけではなく脳と身体からなる一つの「有機体」に支えられているとするもので、従来の脳中心主義的な考えを一新する画期的なアイデア。
『ソマティック・マーカー仮説によれば、われわれは数多くの行動オプションの一つひとつについて将来の帰結を合理的に推論し、その中から最適なものを一つ選択しているわけではない』
『ソマティック・マーカーという「二次の情動から生み出された特別な感情」が、いわば自動化された危険信号として機能し、多数の行動オプションのうちネガティブなものをふるい落とし、われわれが「少数の選択肢から選択できるようにしている」~そして合理的推論がなされるのは、この自動化された段階を経たあとのことである』
『生存する脳―心と脳と身体の神秘』アントニオ・R. ダマシオ (著), Antonio R. Damasio (原著), 田中 三彦 (翻訳)より抜粋。
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- (いづみ33)
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