キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
日本人に限らずアジア系は欧米人に比べて若く(子供っぽく)見られがちだが、アメリカ人同士でも、実際の年齢より若く見られる人と老けてみられる人が当然いるだろう。この映画の主役、レオナルド・ディカプリオなどは、どっちかゆーと童顔やから若く見られる方の代表やろ。しかるに、この映画の主人公は16才の時に20才以上に見られるくらいに老け顔やったのではなかろうか?とゆーことは、ディカプリオは、若作りして主人公を演じるのでなく、老け作りして(あるいは年齢相応で)演じた方が実状に即していたことになるのでは?つまり、ディカプリオの若作りが異様に決まりすぎていて気持ち悪かったってこと。おまえは一体いくつやねん?
一方のトム・ハンクスは、『ロード・トゥ・パーディション』のインテリやくざ役はちょっとカンクル~ワやったが、今回のFBI捜査官はハマリ役やった。やっぱり役人顔してるんや。
◆◆ネタバレ注意◆◆実際のところ、16才の高校生がいくら芝居がかっていてもパイロットや医者に見えるやろか?人はついつい制服に目がいって、信じ込んでしまうとゆーても、よっぽど自信に満ちた話しぶりやったんか?あっさりナンパされよった女も、肌の艶とか張りで10代と20代の違いくらいは分かったんとちゃうか?とまぁ、おっちゃんは何となくやっかみ半分でそー思ったんやけど、やっぱり騙されたんやから、おどおどした10代のハナタレ小僧には見えんかったんやろな。 ♢解除♢
スピルバーグは『A.I』ではスベリまくったが、この作品はまずまずの出来やった。ただ、後半はかなり飛ばしすぎて、筋を追っかけただけのように思う。もう少し汚い詐欺師の影の部分を見せてもよかったのじゃないか。なんか、かいらしいだけのアイドル映画のよーにも思えたのは、果たして私ひとりだろうか?
実話に基づいているから、さほど事実をねじ曲げて表現できなかったのかも知れないが、詐欺師やペテン師の映画の場合は、詐欺の手口をもっといろいろ見せて、騙される馬鹿面をした面々ももっと出してもらわなあかん。この映画では、詐欺師の主人公を両親の離婚で傷ついたかわいそうな男の子として描きすぎたきらいがある。確かに16才から21才までの5年間に400万ドルを詐欺し、世界中をただ乗りしまくったんやから、かなりの悪やし、危ない橋を渡ったことも再三あったやろ。その危機一髪シーンがもう少しあってもよかったんじゃないか。
1960年代とゆーと、アメリカがもっとも豊かやった時代とも言える。確かにベトナム戦争の影もあったが、現在のイラク戦争のアメリカよりは、すべてにおいて社会がおおらかやったろう。だから、こんなガキのペテンにまんまとひっかかったんや。後半は小切手偽造犯としての腕を上げたから、いずれにしてもかなり出来るガキやったことは確かや。
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