マボロシノサケ「アブサン」
幻緑の酒「アブサン」
幻の緑酒 Absente 「アブサン」
アブサン(フランス語でアプサント)は、かつてフランスでゴッホ、ゴーギャン、モネ、ロートレック、ピカソ、ヘミングウェイetc...芸術家や画家を魅了し、芸術家の感性を引き出した霊酒。
そしてアブサニスト(アブサンを愛し、崇める人)を破滅に導いた魔酒。うひゅ~ドキドキします。
1790年、医師ピエール・オルディネールにより創製された。香味の主原料として、ニガヨモギ(英名ワームウッド、学名アルテミシア・アブシンティウム)が使われたため、アプサントという酒名を付けた。
他の材料として、アニス、アンゼリカ、フェンネル、スターアニス、バティアン(シキミ)、パセリ、コリアンダー、カモミール、ヴェロニク(クワガタソウ)、バームミント(ヤマハッカ)、ヒソップ、オレガノ、カラマス、メリッサなど15種の薬草が使われた。
その後1797年にこのレシピがペルノ社創業者であるHenry Louis Pernodへと受けつがれ、フランスでの大ヒットとなり、ヨーロッパで大流行。
しかし、このお酒の原料であるニガヨモギの成分には覚醒作用があり、常飲すると、ニガヨモギに含まれるアブシンソールという精油のために(ニガヨモギに多く含まれているツヨンがアブサン禁止の主因)神経系統を冒すという理由で1907年にスイスで、1915年にフランスで製造販売が禁止され、イタリア、アメリカもこれにならって禁止措置を採ったのです。
その後、ニガヨモギを使わずに、アブサンに似た香味の酒が作られたんですねぇ。それがアニス風味を主体とするペルノや、アニス、リコリス風味のパスティスだったんです。
現在でもヨーロッパの一部では製造・販売を禁止している国もある中、発売が再開されました~。(怖)
でもご安心あれ!技術革新により有毒成分を取り除くことに成功し、発売許可が下りたのでございます。
どうしても本物…という方はフランスの片田舎まで行って草の根分けて探せば、ニガヨモギの覚醒作用たっぷり、中毒しちゃう「裏アブサン」が密造されてるらしいですな。きゃ~(^-^;
●現在入手可能なアブサン達
*ペルノ・アブサン Pernod Absinthe
(アブサンの本家筋ブランド)
*アブサン・トレネ Absinthe Trenet
*ヴェルサント・ラ・ブランシェ Versinthe La
Blanche
(アブサンのオリジンとも言うべき製造方法を検証 して造られたホワイト・アブサン)
*レクストリーム・ダブサン・ビター L'Extreme d'Absente Bitter
(ツヨン含有量10ppm以上の最強のアブサン)
ヨードチンキのボトルみたいなボトルトップにはス ポイトが取り付けられておりこれで数滴吸い取り、 水やジュース類に垂らして飲む。妖し~い。
*チェコアブサン・ストロング Czech Absinth
●正しいアブサンの飲み方
1.グラスに11/2オンスのアプサントを注ぎ、
グラスの上にアプサント・スプーンを置く。
その上に角砂糖を乗せる。
2.5オンスの冷水を、角砂糖の上からグラスに注ぐ。
3.アプサント・スプーンで撹拌して出来上がり。
このお酒、水を入れると白濁します。無色透明の水と、緑色のアブサンを混ぜると、変化するなんて、飲み方も妖しくて、ちょっとドキドキします。(^-^;
水を入れると白濁するお酒といえば、トルコの国民酒でライオンのミルクと呼ばれる「ラク」(RAKI)というのもありますな。アニスの香りがきつい薬草系の酒でございました。
●アブサン・カクテルレシピ集
http://www.aizawa-web.com/room/...
●アブサンに詳しいホームページ●
http://www.absinthe.jp/absinthe2.htm
- 2005/10/05更新
- 2004/05/29登録
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コメント (12)
最新コメント5件
2005/12/27
楽壷(らっこ) アブサンに詳しいHPを見てきたら、今飲んでいる(飲み始めてしまった)のは入手困難品のヒルズと言う奴ですね。特に美味いとも思わないので協会に寄付しようかな…
ハイパー田舎人 をぉ~っ!!こほん、え~、ワタクシがアブサン愛飲協会の理事でございます。ど~ぞご寄付を!(笑)
2005/12/28
楽壷(らっこ) じゃ、一度一緒に飲みましょうか?0.5l瓶で残量は1/3程度なのでシングルで6,7杯しかないですよ。
ハイパー田舎人 え~っ!美味しくないと言いつつ、3/2も飲んじゃったんですか!(笑)
2005/12/30
楽壷(らっこ) いやいや、持ち帰ってすぐにアブサンマニアで半分以上飲んで置いてあったものです。一晩でアブサン2/3飲み干すなどは大藪春彦の世界でしかありえないでしょう。
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