ねことしょうぞうとふたりのおんな たにざきじゅんいちろう
『猫と庄造とふたりのをんな』谷崎潤一郎
谷崎にしては、やらしくもなく、豪華でもない。
でも、誰かを愛してしまった人間の、弱さ、みたいなものがほとばしっています。愛した相手の、言うがままになってしまうような。愛した相手がすべてになってしまって、ほとんど神々しく見えて…。
愛って、すごいなぁ。怖いなぁと思わせてくれる、変態谷崎ここにあり、とわたしが思う一冊です。
- 2004/06/10登録
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