カンヤク・カンタベリーモノガタリ
完訳・カンタベリー物語
上・中・下巻。中世英国の詩人・チョーサーの代表作。
カンタベリーへの巡礼の旅の途中、旅籠で出会った身分も職業もばらばらの29人の巡礼たちが、連れ立つ道中、順番に自分の知っている面白い話をする、という小説。
少しずつ読んでいて、今は中巻を読み終えたところ。
最初は注もたくさんついているし読みにくいかな、と思ったけれど、意外とそんなこともなく。話も教訓的なものから軽いものまで、語り手によって様々で楽しめる。
英国・カンタベリーには、その名も「Canterbury Tales」という博物館があって、それぞれの話を蝋人形などで再現したアトラクションが観られるとか。読み終えてから行ったらより面白いかも。
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ようやく読了。
最後の方がなかなかのボリューム。教区司祭の話、キリスト教のことはよく分からないけれど、「怒り」や「妬み」など、一般的な観点で読んでも、うなずけることも多かった。
下巻についている訳者の解説にも、なるほど、そうなのか、と思う点がちらほら。
英国内では、昨年の秋ごろ、この『カンタベリー物語』のそれぞれの話を現代的にアレンジしたドラマがTVで放映されていた。毎回1話完結で、6回ほど。
あいにく、「騎士の話」の回しか観ていないのだけれど、原作を活かしつつ、+αの部分もあったりして、面白かった。
どうやら、次のシリーズ以降は、脚本を公募にする様子。どんな『カンタベリー物語』が観られるか、楽しみ。
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※訳者の桝井迪夫氏の「迪」の字のしんにょう偏は正しくは点が二つです。文字を探してみたのですが、見つけることができませんでした。すみません。
- 原題: Canterbury Tales
- 人名: チョーサー
- 桝井迪夫・訳
- 発売元: 岩波文庫
- 年(代): 1995年
- 2004/07/11更新
- 2004/06/12登録
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