ブラック・マシン・ミュージック
内容が多すぎて一言で表すのは難しいけど、クラブミュージックの誕生に関する歴史の本。というか自分はさすがにジェフ・ミルズや、デリック・メイは聴いたことあったけど、あとは聴いてても黎明期からいた結構重要な人とかは全然思ってなかったりとかで、あんまり詳しくないんで語れないというのが大きいんだけど、『COOL JAPAN』山口裕美著を読んでこの本を思い出したのでキーワード登録してみた。
自分は『COOL JAPAN』を読むまでは、この本を読んでもこういうことは日本では起こらないんだろうなと思ってた。たとえばp257のデリック・メイの言葉「 … 50年代には黒人がしっかりした教育を受けることは同時に黒人のコミュニティからも快く思われないことであった。… 」(まぁこのセリフの後かなり略で「デトロイトの郊外には日本人のコミュニティがある。彼らはまるで白人のように振る舞い、自分たちを白人だと思ってる」とあるのは『ああ、また変な風に見られてるよ日本人』と流すことにして)これなんかは、日本とは全く逆だと思った。
自分は高円寺に住んでて、何かをしようとして「高円寺」にやってくるような人を地元の人がどれほど冷たい目で見ているかを地元のBBSなどで感じていたから、日本じゃ何かを作ろうという方向に出るくいが潰されるだろうなと思ってた。そんなところで何か生まれたりはしないだろうと(まぁ確かに高円寺でなにか生まれるという確立は低そうだが。でもエレクトロニカとかやってる所あるんだよね)。まぁ本にシカゴとかデトロイトとか町の名前ばかり出てたから、日本の町でこんな風になりそうなところ無さそうだなと単純に考えてた。
でも、「COOL JAPAN」p121でパンクって言葉が出てきた時点で、「ブラック・マシン・ミュージック」のp111「ハウス・ミュージックの定義を素人が家で作ったディスコ・ミュージックとするなら、初期のハウスはまさしくそう呼ぶにふさわしいものだった。(略)アイデアさえあれば楽器を弾けなくても自分で作れてしまうことから、ハウスはディスコにおけるパンクだとも言われた。」とつながった気がした。やっぱり新しいものは突然生まれるってよりは、一部の好きな人がワイワイやってるうちに段々表に出てくるんだろうなと。ワイワイやるのは今ならネット上で良いんだしね。
まぁ後のことは「COOL JAPAN」のキーワードの方に書くとして、自分もクラブミュージックの観客としては随分エネルギーを使ってきて(今後もできれば使いたいが…)それは少しくらいはどこかで役に立ってると勝手に思うことにしてきたし、これからも思い続けることにするということで。
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