どりーむばすたー/みやべみゆき
ドリームバスター/宮部みゆき
「ドリームバスター3」まで発売中。でも、まだ話は続いています。
はじめの作品では、シェンという名の16歳の少年が、地球にいる「あたし」の夢に現れ、悪夢から救い出してくれる。という話。
2作では、地球の「僕」とテーラの「シェン」との意識を交互に描き。
3作目の「D.Bの穴」からは、シェンの視点で話が進み、テーラという異世界の側からのストーリーとして展開しています。
ぼくは宮部さんが異世界ファンタジー(という分類でよいのかな?)を書かれるとは、ちょっと意外でした。
これまで宮部さんの「龍は眠る」などの超能力者もののSFを読んでいましたが、どれも舞台は「現代」だったから。でも、読んでみて、まさしく宮部さんの作品だと思えました。(あたりまえなんですけど)
大人ぶっているけど、実際にすごくしっかりしていて大したやつなんだけど、まだ危ういところのあるシェンという少年の心理描写を、宮部さんはすごく丁寧に書いているなと思います。
つっぱっているけど、ちゃんと優しい面を持っているシェン。夢の中で戸惑っている人に、まっすぐ接するシェンが、ぼくは好きです。
シェンをとりまく人達と環境が、これからどんな展開に運んでいくのか、ドキドキしています。
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コメント (3)
2007/06/12
カラッポ 宮部みゆきは時間のズレをテーマにした作品が多いような気がする。ファンタジーを書くにはこのテーマを使うのが無難といえるが、作家はそれだけの主旨だけでは書いていない。時間を主題にしながら人の心を色々な形で表しているのだろう。
代表作に蒲生邸事件がある。いきなりタイムトラベラーを出し、強引かと思わせながら少年、時代のうねり、友情、淡い恋心、サスペンス、希望など全てを盛りこんだ最高傑作だ。
ドリームバスターシリーズはくんぷうさんが書いているように異世界を現代社会に照らし合わせながら、痛烈に「批判」している。
他にも宮部の世界は角度を変えながら私達に異世界を見せてくれる。読んでみてほしい。
くんぷうさんもかなりの読書家なんですね。また、宮部の世界を紹介してください。
くんぷう ネペンテスさん>コメントありがとうございます^^ じつは最近では宮部さんの作品を読む機会が減ってきていたんですが、また読んでみたいなりました! というかドリームバスターの続巻! はやく出ないかな~
カラッポ くんぷう様へ
朝の番組「まざましテレビ」で紹介してましたが、ドリームバスターシリーズの最新刊が出たようです。私は他の本を読んでいる為すぐに読めないので、よろしければ取り寄せて読んでみてはいかがでしょうか。
作家が変わって申し訳ないけど、浅田次郎の「日輪の遺産」読んでみてよ。すぐとはいいませんが、読んで騙されたとは100パーセント言わせない作品です。逆にもっと早く読めばよかったと思わされます。頼むから読んでみて。お願い。
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