カシ911
華氏911
今年カンヌ映画祭で最高賞を受賞したブッシュ政権批判の熱いドキュメンタリー映画。監督のマイケルムーアは昨年アカデミー賞受賞時の「ブッシュ恥を知れ」発言でメディアでよく取り上げられてましたね。彼の映画手法は観客を一つの方向性に導こうとする強引さが少々鼻につくところもありますが、対岸の火事をただ見てるだけという第三者的な視点ではなく、取り上げる事件や題材に納得がいくまでぶつかっていくパワーと、どんな悲惨な題材でもユーモアのある角度で(ドキュメンタリー映画でここまで笑わせてくれる映画はあまりない)見せてくれる手法には圧倒されます。おそらく「ブッシュ嫌いのプロバガンダ映画」だとの批判が多くあがることでしょう。でも必ずしも事実を報道しているとはいえないアメリカのメディア(特にFOXは右派系の報道で有名)
に対抗するのにはこれぐらいのパンチが必要ではないかと思います。少なくとも事実検証済みの事実を見せてるだけマシではないかと。決してアメリカのメディアで取り上げられることのない傷ついたイラクの人々やアメリカの負傷兵。最後に息子をイラク戦争で失った母親がホワイトハウス前で「なんて自分は無知だったんだろう」と泣き崩れるシーンに胸がきりきりと痛みました。人一倍愛国心があるからこそ、こういう映画を撮ったムーアは誰よりもアメリカ人的だなあと思います。
。。。しかしブッシュがテロ直後に子供と「私のペットのヤギ」を読んでるシーンには。。。なんかバカを超して可愛い奴と思えてしまったのは私だけでしょうか。
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コメント (7)
最新コメント5件
2004/07/14
comet@kobe 今週のニューズ・ウイーク(7/21号)にマイケル・ムーアの特集が出ています。
案の定、批判的な意見も載っていました。事実と違うことを書いているとか、事実の一面を取り上げているとか・・・
事実と違うといってもNW自身が論点をずらしていますし、ピーナッツさんの言うように、事実をどのように構成するか、どの事実を重視して紹介するかは、作り手の自由であるべきだと思います。
それにしてもいよいよ8/21に公開ですね。本当に楽しみです。
2004/07/20
ピーナッツ ニューズウィークの特集おもしろそうですね。タイム誌でも大々的な特集をしていましたが、こちらは賛同的な内容でした。ムーアがこの映画をつくるのにどれだけ危険をおかしたか、事実公証にどれだけ努力を費やしたかを考えると、簡単に「プロパガンダ映画」だと批判できないと思います。実際事実と違う事や、やらせを発見した人には1千万ドル払うとムーア自身が言ってるぐらいですから。こんなのブッシュヨイショのアメリカメディアのやってる事に比べたら全然正当な方だと思いますが。
2004/07/24
shamamoto マリンのリクルートの人が言ってたシャギーってこの人です(下のリンク)。Bioにちゃんと19でマリンに入隊ってかいてあるよ。
http://launch.yahoo.com/artist/...
2004/11/10
shamamoto 最悪にもまたまたブッシュが当選してしまいました、、、今日もカリフォルニアでは反戦運動。自由の国って言い果てるのにこの状況って何?って皮肉なほどの疑問。
2004/11/11
ピーナッツ しかしブッシュ派とケリー派の分布地図すごいねー。内陸に行くほど赤くなり(より保守的)海に接している地域はより移民を受け入れているので青くなる(よりリベラル)になるというほんっと分かりやすい構図。こりゃーアメリカ2国に分裂かー?
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