機会不平等
読みながらぞっとした。
「ゆとり教育」とは、実は子どもに余裕ができるようにという、親切心から発した改革ではないのだ。
「一部のエリート(スペシャリスト)がいれば、あとは使い棄てできるロボットでいい。ロボットには、学力や知識などむしろ不要」という発想からきているものだったのだ。
就学前の遺伝子診断で能力別コース分けなどという、SFのような論議も実際になされているらしい。
強い者はいっそう強く。弱い者はより弱く。
ゆとり教育の美名のもとに、教育を受ける平等さえ損なわれようとしているのだ。
「現代の指導者層に最も不足しているのは、創造力でも独創性でもない。他者の心や境遇に対するごく常識的な想像力と、人間としての最低限の優しさである」という結びの言葉が痛烈。
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コメント (12)
最新コメント5件
2002/02/25
[spock] 知識はともかく、学力が人としての大きな力であると考えるのは間違いだと思います。僕は。だから『100人の村』とかもなんかすなおに読めません :-)
戯 学校は、学ぶ楽しさを教える場であって欲しいです・・・。理想論と言われればそれまでですが。
min 現実はイロイロあっても、理想を持つって大事なことなんじゃないかと。と言ってること自体が、これまた理想論ぽいですか。
2003/02/03
フロム まあ、本質論をすれば何が勉強か?という事になりますよね?いま学校でやってる勉強って言うのは教養ですよね。歴史とか古典とかあんまり意味無いなあ戸か思ってます。それよりも法律とか簿記とか習わせた方が良いような気がします。それが一点あと現行の教え方にも問題ありますよね。正直、教育と言うよりも組織化のの意味合いが強いように思います。更に現行のシステムだと勉強をして『面白い』と感じる人よりも挫折してしまう人が多いのも問題です。最後にコレまではあんまり考え無しでもとりあえず大学→会社って感じでしたがこれからの若い人には何をやりたいのか何で食っていくのかそれを中心に考えてくれると嬉しいです。
フロム 私はこの本は未読なのであんまり偉そうな事はいえないのですが、キーワードから類推するにこの人の発想は少し前時代的かもしれません。つまり、競争を中心とした勝ち負け2項対立と言う発想です。更に指導者→被支配者という図式もこれから成り立つのでしょうか?例えば乱暴な言い方をすれば現在は官僚が基本的に国民を支配してると言ってもいいと思いますが、その生活に皆さんは生き苦しさを覚えませんか?僕は感じるけど。おそらくこれからはもっと誰しもが現在に比べ発言権を持ち権力者消え調停者が発言を整理し取りまとめるそんな世の中が来るのでは無いんじゃないかな。そう考えると現在の教育システムにしがみつくよりも、トライアンドエラー物事を進めていくほうがよいような気がします
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