ドンゾコ
黒澤明 どん底
1958年、黒澤明監督作。やっとアメリカ版DVDが発売されたのでほぼ7年ぶりぐらいに見直してみたのだけど何度みても傑作。黒澤映画の面白さは色んなところで語りつくされているけれど、キャストの半端でない顔の濃さも楽しみのひとつ。三船敏郎は正統なハンサムだけど、脇役陣の顔がすごい。濃すぎる。今時こんなお百姓さんヅラしたオッサンは日本ではなかなか見れないと思う。中でもこの映画の左ト全は最高だ。
娼婦や博打うちやアル中しか住んでないスラム街みたいな所に左ト全演じる天然ボケ入ったお遍路さんがやってくるお話。それぞれのキャラがたっていて「こういう人って今でもいるよなー」と身につまされる。ラストシーンはあまりにも衝撃的で背筋が凍り付く。黒澤明の映画は安易なハッピーエンドで終わることがないので、見るのにエネルギーがいるけれど、ガーンと頭をなぐられるようなスゴイ映画を見たいって人には絶対におすすめ。
- 2004/08/10登録
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コメント (4)
2004/08/10
6月 戯曲の映画化のせいか途中まではだるい感じがしたのですが、圧倒的なラストシーン、ホント衝撃的でした。
kasa 雁二郎もいいですよね。
2004/08/12
ピーナッツ 雁二郎は確か山田いすず(漢字わすれた~)
に浮気される亭主役でしたよね?なんかいつも悪巧みしてるような悪党ヅラがいいですね。左ト全の人畜無害そうな顔といい対称になってるとおもいました。この頃の黒澤映画の役者ってすごいですよね。
2004/09/27
ぽん@momerath なんか和製ミュージカルみたいなみんなで拍子をとってうたうところもよかったですねー。
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