映画 「父と暮らせば」
井上ひさしの戯曲が原作の映画。黒木和雄監督で、
出演者は、宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信3人のみ。
この夏、神保町の岩波ホールでやっています。
「父と暮らせば」というタイトルを聞くと、
ホームドラマっぽい感じだけれど、
実は舞台は「ヒロシマ」。
原爆投下から3年たった、1948年の物語。
原爆が題材なんだけど、
りえちゃんと原田さんの上手な演技で、
コミカルなところも忘れずに取り入れて
それがテンポよい。広島弁もいいね。
細かいところで泣けてくる。
例えば「自分は死ぬのが当然だった」と、
恋を遠ざけようとすること。
例えば、「自分の孫を、ひ孫を!」と願うこと。
この映画は原爆のひどさだけでなく、
生きていく事の大切さ、苦しさ、楽しさを教えてくれる。
私は舞台「父と暮らせば」を既に見ているので、
舞台と映画を比べると・・・
ほとんど舞台の模倣で、
映画でなければ表現できないことは少ししかない。
それがちょっと残念。
3人とも素晴らしい役者さんです。
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