シュタールハウス
デッサウの中央駅前から路面電車に乗って約10分。郊外の住宅地で降りて、歩いて5分少々。
バウハウスの実験住宅の内の一つだったこのシュタールハウス、今はインフォメーションセンターとして公開されている。
灯りもついていないし、人の気配もなし。なんだか大阪の万博公園のあちこちに点在している当時の展示作品のようなうっちゃられ方で、少しおののいたけれど、扉には「中にいます。どうぞノックしてください。」と書いた紙が貼ってあったので、その通りにしてみら、ちゃんと人が出てきてくれたのでほっとした。
主に、実験住宅関係の資料が展示されている。建材や年表、住宅のある場所の地図などなど。
当のシュタールハウスの図面もあって、「今はここにいて・・・」とつきあわせたりも。トイレの男性用・女性用がそれぞれ遠くにあったのが印象的。
バウハウス関係の書籍類を並べた部屋もあり、そこに置いてあった感想などを書くノートを見ていたら、日本の人が多く来ている様子。「ヨーロッパ・デザインの旅の途中です」というのもあったりして、頼もしい。ひるがえって、自分はなんと漫然と観ている(というか眺めている)だけか。
最寄の路面電車の駅の側には、現在も一般の人に使用されている実験住宅もある。その道路沿いの連棟は、一軒一軒は小さなものだし、白を基調としたシンプルな建物。しかし、向かいがちょうど草むらで、ぱっとそれだけがあるように映った時には、明確な言葉にできないけれど、バウハウスの建物ってこういうことか、とその端っこの部分をちょっと掴むことができたような気がした。
- 2004/08/30更新
- 2004/08/29登録
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