かわばたやすなりあんどみしまゆきお
川端康成・三島由紀夫・往復書簡
その題名の通り、最初から最後まで、おびただしい手紙のやりとりが掲載されています。
文体も(ご無沙汰してをります)(ありがたうございます)の文語調で、実際の手紙に忠実に編集されていることがわかります。
三島由紀夫にとって川端康成は、恩師のようなものだったのですね。この本を読むまでそんなことは全然知りませんでした。
これらの手紙を読むことで、作品の思わぬ裏話、秘話などを入手することもできて興味深いです。
作家同士の往復書簡集は日本では、かなり希少らしいですね。
追記 2003.6.5
本当は、三島は、川端康成が大嫌いだったと三輪さんがいっていました。ノーベル文学賞を貰うのは、自分の方がふさわしいと思っていた三島、そして川端も三島が貰うべきだと言っていたそうです。これは、手紙のやりとりとはいえ、やはり有名人特有の後で読まれることを前提にした内容の手紙らしいですね。
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