ファーゴ
ファーゴ
フィーゴはサッカー選手やけど、ファーゴは地名や。『シービスケット』でおかしな競馬中継アナの役をやってたウィリアム・H・メイシーが主役の映画やと思いこんで観たんやが、全然違てた。確かにメイシーもなかなか頑張ってたが、この映画は、おかしな顔のスティーヴ・ブシェーミの映画やった。
しかし、何とも重たいストーリーやった。観た後でやりきれなさが募るな。メイシーは自動車ディーラーの営業部長で、嫁はんは金持ちの娘や。その義理の父から身代金を騙し取ったろと企んで、嫁を偽装誘拐してもらおと頼んだ相手ゆーのんが、いかにもタコにもワルそーなふたり組やった。おっちゃんやったら、あの顔見たらその場で計画変更するな。しかし、やめやゆーても、相手が「そーでっか、ほな、さいなら」と帰ってくれるとも思えん。このふたり組からねちねち脅されるやろな。そーなったらそーなったで、別の映画が出来るかも知れん。このふたり組が次々に殺人事件を引き起こしよる。誤算とゆーのは、こーゆー状況を言うのやろ。いずれにしても、一旦動き出したらもう後戻りできんのが悪事ゆーもんや。
この映画で女署長が妊娠8ヶ月の身重やゆー設定は別にいらんかったよーに思う。さらに納得できんのは、その女署長に会いに来よるジャパニーズアメリカン男のエピソードや。話の本筋となんの関係もあらへん。(しょーむないエピソード挿入すんな)ブシェーミは、何度もヘンな顔のおっさんやと言われとったが、この日系人の顔もヘンやった。なんでアメリカ映画にでてくる日本人並びに日系人は、総じてヘンな顔なんや?日本国内におる限り、日本人の顔もまだ何とか見られんこともない。ところが、アメリカ映画にでてくると、目ェ覆いたなる。なんでアメリカにおる日系人の役者は揃いも揃って不細工な奴ばっかりなんや?待てよ。マイク・ヤナギダゆー役名やったけど、俳優の名前はスティーヴ・パークゆーらしい。パークはパクちゃうか?ひょっとして、このおっさんコリアンアメリカン?
おっちゃんがつらつら思うに、顔の造作に関しては日本人の特に男の顔は欧米系とはちょっと勝負にならんな。我ら日本男子の大抵の顔は、ちっこい目ェで低い鼻、それでいて顔がでかい。最近は乱杭歯は少ななったけど、以前は最悪の歯並びしてる奴が結構おった。その上、ニキビ面の痕跡で顔面でこぼこ道状態。さらに、顔とは関係ないが胴長短足や。
ところで、男の脳は均整のとれた平均的な顔をキレイと感じるらしい。美人とゆーのんは、それぞれのパーツが平均的に整ってるワケや。なんで平均をキレイと感じるかとゆーと、その方が安心やからや。もしも、不運にも極端な特徴があるおなごはんとの間に子供をもうけた場合、子供にその特徴が遺伝することは十二分に考えられる。しかも、その特徴ある(最近はそれを個性ゆーとるが)子ォが女の子で、男から見向きもされんで配偶者が得られんことになると、父親としてとゆーかオスとしては、子孫を残せなくなるので大いに困る。それで、無意識に男は均整のとれた顔のおなごはんをキレイと感じ、フラッとなるらしい。(『平然と車内で化粧する脳』扶桑社文庫 参照) とゆーことは、おっちゃんもおっちゃんの友だちのあいつもこいつも、かなり偏った美意識の持ち主やったゆーことになるんか。それとも博愛主義者か?
顔には男顔と女顔があるらしいが、冬ソナの四様ゆーのんも典型的な女顔やな。あの手の二枚目は近頃の日本ではあんまり見かけん。どっちかゆーと長谷川一夫系の男前やな。「自分のご面相を棚に上げてよーゆーわ」とつっこまれそーやから、この話題はこれくらいにしといたろ。
映画の話から思いっきり遠いとこに行ってしもた。ま、この映画評も出たとこ勝負の殴り書きやから、思わぬ方に筆が滑るとゆーか、キーボードをミスタッチするとゆーか、どこ行くのんかおっちゃんにもよー分からん。ところで、映画の冒頭に出てきたごっつい像(銅像やなくてコンクリかなんかで造ったーる彫刻のでっかいやっちゃ)は、まるで紙粘土の木こり人形(にんぎょ)を思い切り引き延ばしたみたいな稚拙な感じの巨像で、そのでかさに仰天してしもた。太陽の塔も間近で見るとかなりでっかいが、この人形はでかいだけやなくて、へんちくりんなフィギュア感が横溢してる。この間抜けな巨像となーんもない雪原と例のミンシングマシーンを観るだけで、この映画一見の価値がある。
おまけ
この映画でアカデミー賞の主演女優賞をとったフランセス(フランシスかも)・マクドーマンドは、インタビューで「12年間の女優生活で、はじめて監督と寝てもらえた役や」とジョークかましとったらしいが、監督の嫁さんなんやから、そらそーやろ。こんな田舎町で警官殺しと連続殺人事件が起きたら、街中パニくって、すぐに合同捜査本部出来るんちゃうか。普通はFBIも出っ張ってきよるはずやで。署長自らうろちょろ捜査したりせんやろ。ついでにもうひとつ、冒頭で実話に基づいてるとか何とかゆーておきながら、どうもフィクションらしい。コーエン監督も手ェの込んだことするやっちゃ。
- 人名: 監督:ジョエル・コーエン
- 出演:スティーヴ・ブシェーミ、ウィリアム・H・メイシー、フランセ(シ)ス・マクドーマンド、ピーター・ストーメア
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- 映画と写真のブログ | Tracked: 09.2.25 2:23 pm
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