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冥途

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好きです、内田百けん。特に短編小説が。ひりひりとする狂気、じっとりと脂汗をかくような緊迫感、振り返ると何かがすっぽりと抜け落ちていたことを発見するような恐怖。日常と彼岸の境目をふらふらと散歩する感覚…が何故か絵本に(笑)

随筆の方ではずいぶんカラッとしているのに、小説の文章のこの湿度の高さはなんでしょう。黒澤明の「まあだだよ」にも見るように、当人はいささか偏屈ではあるものの、いたずら好き・飛行機好きの楽しい人なんですが。

素敵な絵本ではありますが、ビジュアルがないぶん文庫の「冥土・旅順入城式」の方が盛り上がります。しとしとと何日も雨が降り続き、神経痛もしくしく痛みはじめる頃、昼間から布団に入って読むのがオススメ。サラサーテでも聴きながら。
 

冥途

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紙飛行機

コメント (3)

2004/09/16

紙飛行機 やっぱりこの世界観をカタチにするというのは相当難しいのではないかと。でも内田百けんを絵本にしようというその気概は買えます。いろんな意味で無茶だよ、パロル舎(笑)

2004/09/17

雲衣。 遠慮することなく「百間」で良いみたいです。百鬼園自身「内田百間」とした本が何冊もあるそうですから。by 紀田順一郎 氏

紙飛行機 いやあ、遠慮しなくていいんですねえ。門の中身が月になっていたたり、もっと難しい字だったりと、迷いどころです(笑)

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