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ミツノアワレ

蜜のあわれ

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*乙女の基本図書のひとつ。室生犀星・著

室生犀星といえば
私の中では『幼年時代』『性に目覚める頃』『或る少女の死まで』の作家という印象だったのに
いつの頃からか巷では“『蜜のあわれ』の作家”
という印象が強くなっているようです。
以前からそうだったのかもしれないけれど
ここ数年、雑誌の乙女特集などで この作品が取り上げられているのを よく見かけます。

『蜜のあわれ』は 金魚と おじさまの会話で展開される物語。
この金魚ちゃんがとっても愛らしい。
若い女の子に変身して歯医者へ行ったり、講演会へ行ったりすることもできるし
おじさまを慕っていた女性の幽霊と話をすることもできる。
可愛くおじさまにおねだりしたり、焦らしたり
ぴちぴちきらきらしたお喋りが可愛いのです。

それにしても この物語を書いたときの犀星は 
なんと70歳。
どうして こんなにコケティッシュで小悪魔な金魚ちゃんを描けたのか謎。
作者が一番の乙女心の理解者、もとい自分自身が“乙女”なのかもしれません。

蜜のあわれ

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人名・団体名室生犀星

  • (mm*)

「ふるさとは遠きにありて思ふもの      そしてかなしくうたふもの」 等の詩が有名な詩人 のちに作家としても活動。 最後の詩集『昨日いらつしつて下さい』 すごく良かったです 小説に...

少女小説、大好きです。 まず思い浮かべるのは『小公女』『若草物語』『あしながおじさん』『赤毛のアン』などの名作とよばれ 母から娘へ 世代を超えて繰り返し読み継がれてゆく物語。 名作少女全集に...

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