かがくくらぶかつどうにゅうもん
化学クラブ活動入門 (ポピュラー・サイエンス)
コンセプトが楽しい。
「最近低迷しているといわれる化学クラブ」を活発にするあの手この手が満載、というのである。ちょっとばかり「おもしろ化学実験」が流行ったことがあったが、その一方で化学クラブは低迷したのである。
小林まことはかつて、「どこの学校にも柔道部はある。そいつらが一冊ずつ買えば、すごい数になる」とマーケティング(当て推量)して(笑)『柔道部物語』を描いたが、全国にどれだけ化学クラブがあるのかよくわからないが、現化学部や元化学部の人だけでなく、ここはひとつ、すべての好事家に強くお勧めしたい。
なにしろ「研究費の捻出」に始まり、困った時に便利な道具として、注射器と企業・大学・研究所が並列される。そして「文化祭は化学クラブの活動のアピールの場 -押すな押すなの大盛況」と、文化祭でいかにうけるかが最終章。化学部のくらいイメージを払拭するには文化祭しかない!とばかり、直径2mの火の玉を口から吐き、小麦粉を用いた火吹き(いわゆる粉じん爆発である)なんか披露するのである。
ここまでやらなきゃいけないのか、化学部!? もっと他にやることがあるだろ化学部!?
心無い校則なんかで「火吹きのため、停学3日」とかにならないことを願うばかりである。
- 商品名: 化学クラブ活動入門 (ポピュラー・サイエンス)
- 価格: ¥1,470
- 著者: 山本 勝博
- 出版社: 裳華房
- 発売日: 2002-09
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- 2007/08/30更新
- 2004/09/26登録
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