ケリタイセナカ
蹴りたい背中
私が主宰し作演出する劇団帯留め「女子女兼/スキライ」を観た人に
「『蹴りたい背中』のような作品にすれば、もう少し感情移入できたかな」
という感想を頂いたので読んでみた
これ、みんな、大勢が、感情移入したのかな
私も、もちろん、「おおお。これ、今、ここに描いてくれましたか。いいかも、すね」と何箇所かで思ったけど
彼女の受賞の言葉には
「心にへばりついた言葉だけを選んでパソコンの白い画面に置いていくのに熱中した」
とあって、
私も帯留めの過去2回とも、素材とエピソードだけを最初にずらっと挙げて
それから作品として構成させていっているのだけど、なかなか物語りにできない
「あいのゆのみ」はほぼ素材集で「女子女兼/スキライ」は物語にそれを置いてみて、
やっぱ物語に置いてくと素材以外のところで、
物語り的な技術のところで専門外的な苦労をしてしまう
本作品の読者の受け止め方がどれだけ彼女の満足のいくものになってるかは分からないけど、
言葉欲と同じくらいかそれ以上にも物語り欲があって描いたのがこれなら、
バランスいい作品だと思いました。もう少し、なんか欲しいけど。
そんなこんなで自分も頑張ろうと思う読書でした
帯留め<芙蓉織物HP
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