キムカツ 恵比寿の激ウマとんかつ屋
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店長が元々豚肉の脂身が嫌いだったことから、どうしたら美味しくなるか研究を重ねて編み出した技が冴える薄切り豚肉25枚重ねの名物とんかつは絶品!既成概念を超え、進化を続ける和の専門料理。
まるでラグビーボール。これぞキムカツである。「誰もが毎日でも食べたくなるトンカツ」が、この形に込められた思いだ。秘密は薄切り肉にある。山形・平田牧場産三元豚のしゃぶしゃぶ用の肉を25枚以上重ねて成形。断面からはじんわりと肉汁があふれ出してくる。食べれば、優しい歯応えと肉の甘みにさらに驚く。「普通のトンカツ屋では面白くない」、そんな気概さえ感じさせる味だ。「近い将来、懐石風トンカツコースも始める予定」。進化はまだまだ続いていく。
素材にはいくつかのこだわりの点があるようで、山形平牧三元豚、ご飯は長野の有機栽培コシヒカリを使い、炊きたてでの提供にこだわっているようだ。 メニューを見ると、普通の厚切りとんかつもあるようだが、店名と同じ、キムカツなるものを今回は試してみた。味付けで6種類ほどのバリエーションがあり、今回私が選んだのは「黒胡椒」。岩塩と黒胡椒の味付けにより、三元豚の旨みをひきだしているそうだ。
先ず、お洒落な湯飲みに入った暖かいお茶が運ばれてきたが、これがとても変わった風味。スモーキーな苦みがある。表現が難しいが、秋田の漬け物の「いぶりがっこ」のような風味と言ったら良いのか。
以前飲んだことがあるゴーヤ茶とも少し似ているが..何というお茶なのでしょう? 油っこいとんかつとは好相性で、口の中がとてもさっぱりしてなかなか良い。
続いて、深皿に盛られた刻みキャベツが登場。薄くスライスされた物でふんわり柔らか。卓上の正油ドレッシングでいただく。
漬け物盛り合わせに続いて、主菜のキムカツが登場。ラグビーボール型と言ったら良いのか、あるいはアーモンド型か・・縦に一本包丁が入り、横に4切れほどにカットされている。25枚の極薄スライス肉を重ねた物だそうで、なるほど良く断面を見るとミルフィーユみたいな層構造になっている。
口に入れると、肉汁がじゅわーっと口内に拡がる。塩胡椒でしっかり味付けされているので、確かに通常のとんかつ以上に肉(肉汁)の旨味がはっきりとした輪郭で味覚にアタックしてくる。おもむろに肉を噛みしめると、ふわぁーっと口の中で肉が溶けていく。不思議な食感である。脂身の塊は全く見えないが、肉汁にはかなり脂の旨味を感じるので、けっしてあっさりし過ぎている感じではない。
別皿で用意された、おろしポン酢をつけると程良いバランスだ。
ご飯は、自慢の品だけあって、つやつやとした見事な炊きあがり。お代わりが自由なのか確認しなかったが、茶碗がかなり小盛りなので、若い男性には一杯では少し物足りないだろう。お椀は、薄味で里芋や根菜類がたっぷり入った豚汁。食後には柚子シャーベットの口直しが出てきた。
トータルの印象として、豚肉のもちっとした弾力などの食感を重視する方には、充分叩いた肉のとんかつ同様の物足りなさを感じるかもしれないが、口の中にあふれる肉汁は特筆すべきものがありました。たまにはこんなとんかつを食べるのも面白いですね。次回は、厚切りとんかつもぜひ試してみたいですね。
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コメント (4)
2004/11/23
Shimo. 薄切り肉で作る代用とんかつって、昔からあるんですけどねぇ。商売にする人間が居なかったというのが勝因なんでしょうか。
2004/11/24
話題のナレッジベース 薄切りの肉のものをとんかつと誰も呼ばなかったと言うのが正しいかもしれませんね。
美味しくてしかも素材にもこだわっているところが売りだと思います。
Shimo. どうしてもただのアイデア料理という印象が拭えないので、値段に抵抗があります。店は近所なんだけどなぁ。
話題のナレッジベース とんかつと思って行くのではなく、美味しいと言われる定食を食べるつもりで出かけてはいかがですか?
物は試しに案外いけてるかもしれませんよ。。
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