関心空間はブックのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

イシキトハナンダロウカ

「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤

  • 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤の画像

下條信輔/講談社新書。

 近年の脳神経科学、実験心理学、認知科学を成果をまとめて、「意識」に迫る。
 まず、さかさめがね(プリズムによって上下が反転して見えるめがね)、錯誤図形(だまし絵)、虹などの錯誤(イリュージョン)の問題からはじまる。錯誤と正しい知覚を区別するのは大変困難で、脳内の神経過程に還元しようとすると、「錯誤」は蒸発してしまう。

「物理学的アプローチがだめだとすると、ではいったい何が、イリュージョンをリアリティから区別するのでしょうか。」「それは言ってみれば現実的な生活者のアプローチです。」

 そして「来歴」という言葉を使って、生得説vs経験説の対立を乗り越え、脳と身体と環境世界の相互作用という構図を提唱する。

 また、哲学や精神分析などの、直観と論理で描かれたスケッチのようなものを、実験によって検証して、細密化するような箇所もあってうまく連携が取れている。

「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤

このページに
携帯でアクセス

2次元バーコード対応の携帯で読み取ってください

半無人画像 投稿者:
半無人
  • 2005/01/19更新
  • 2005/01/03登録
  • 3731クリック

このキーワードを共有する

コメント (1)

2005/01/04

半無人 「サブリミナル・マインド」という本が評判だったみたいですね。未読ですが。

つながりキーワード (4)

NHK教育TVで放映された「ハーバード白熱教室」の影響だと思うのだが、うちのカミサンが、ボクの書架から、マイケル・サンデル著の『これからの「正義」の話をしよう』を持ち出し...

年1回、金沢工業大学の主催で行われているイベント。メイン司会者は認知科学者の下條信輔と映像ディレクタータナカノリユキ。 イベントのテーマは毎年代わり、今年は「[悪/善]...

大森荘蔵、産業図書 「私の目指したのは、世界と意識、世界と私、という基本的構図をとりこわすことである。」  若い頃に読んでびっくりした。砂漠の真ん中で一人で黙々と思考...

[2011年11月3日、15年目にて終了しました。いえ、最後の最後にお聞きしたお話から言うならば、この実験的なひとつのアートプロジェクトは、15年をもって「完了」というこ...

携帯でこのページにアクセス

「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤

2次元バーコード対応の
携帯で上の画像を読み
取るとアクセスできます

トラックバック (0)

まだトラックバックされていません。

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-630380

キャンペーン


ロケットニュース24

未来検索 ガジェット通信
ページの先頭へ ページの先頭へ