Moodymann / BLACK MAHOGANI
ふんとにこの人はタダモノではない。“不機嫌な男”(ムーディーマン)ことケニー・ディクソンJr。セオ・パリッシュと並び、デトロイトのハウスシーンにおけるカリスマ的存在である。そのサウンドから発せられる「黒い」オーラは群を抜いている。打ち込みによるハウスミュージックの奥底にあるルーツ、すなわちソウルであるとかジャズであるとかゴスペルであるといった魂の息づかいが聴こえてくる音楽、これはデトロイトという街が持つ素養なのであろう。完全に彼の血肉の一部になっておる。日本人にはどう頑張っても出せぬ(だから悪いという意味では無いよ)。次元が違うのである。
彼の音楽はよく“漆黒”と表現されるが、これは実に的を得た言葉だと思う。いわゆる黒い音楽である事は言わずもがな、それはカラリと晴れた陽気な黒さとはちょっと違う。濡れているんである。黒光りである。がるがる。そのセクシィな世界にいちどハマった者は後戻りできぬ。打ち込みによるソウルミュージックの最高峰がるがる。
04年リリースの本作はジャズの要素を強く感じさせる、生っぽい手触りの作風。職人的気質な四つ打ちにムーディーなスピリチュアルジャズの音色がねちねちと絡まり、その濃密な密度と隙間には抜群のセンスと色気と変態的要素を感じる。そしてそれらの全てを飲み込んで余りある、ある種の余裕すら感じられるその源は、おそらく彼の血肉にある漆黒に輝くソウル。やはりセクしぃなのである。
- 2006/07/31更新
- 2005/01/05登録
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最ッ高である。 2005年を締めるに相応しい(04年発売だけど)作品だ。“ムーディーマンが奏でる生ジャズ”。あ、ヨダレ出そうになったでしょ。これだけでヨダレ出ちゃったド変...
こりゃどエラいかっこええっす。 サックス奏者であり、自身のレーベル(Pandamonium)まで持つデトロイトの才女、ノーマ・ジーン・ベル。70年代からFrank Zap...
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- (山ちゃま)
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