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一銭五厘の旗/花森安治

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民主主義、マスメディアのあり方など、この本から多くのことを考えさせられました。少々荒削りな語り口がかえって人間の根源的な部分を刺激してきます。しかし現在の雑誌業界で、花森安治のような考え方を貫いている編集長っているんでしょうか? こうありたいとは思っていても決して真似できるもんじゃありません。『暮らしの手帖』のイメージが強い花森安治ですが、戦時中は軍の国策広報活動にも参加していたらしく、「欲しがりません、勝つまでは」「贅沢は敵だ」といった有名なプロパガンダのコピーワークは彼によるものだそうです。編集者・グラフィックデザイナーとしても非凡な人物ですがやはり、国家と個人、戦争、消費文化の荒海を漕ぎわけてきたジャーナリストとしての気概に圧倒されます。

■花森安治
徹底的に読者の視点に立った生活雑誌『暮らしの手帖』の伝説的編集長。広告を一切掲載せず、執拗なまでの商品テスト・検証に基づいて消費者にとって本当に良い商品、悪い商品を名指しで評価するなど独特の編集スタイルが有名。花森氏自ら取材・執筆・表紙デザインまで担当した。1978年死去。

一銭五厘の旗/花森安治

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  • 2005/01/09更新
  • 2005/01/08登録
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コメント (6)

最新コメント5件

2005/01/09

CLASH あるテーマで雲衣。さんに推薦図書をおたずねした時に推薦されて読みました。 思想的な件は私とは相容れませんでしたが、広告の話や消費者テストの話などは面白かったです。短い話の集合ですから、読みやすいですよ。

id-labo 戦後『贅沢は敵だ』に一字加えて『贅沢は素敵だ』というコピーを作ったのも花森さんだという説もあるそうですが、これは定かではないとか。

2005/01/10

雲衣。 戦争中、花森安治が大政翼賛会宣伝部にいたのは事実ですが、「欲しがりません勝つまでは」とか「贅沢は敵だ」の作者であったというのは事実では無いようです。昔からそのような噂はありましたが、ネット上では例えばウィキペディア(Wikipedia)等ももっともらしい嘘を流すので問題があります。『贅沢は素敵だ』に関して“BRUTUS”でそのタイトルの特集を組もうと言い出したのはテラさんこと寺崎央さんです。「贅沢は(す)敵だ」は戦時中からポスターに落書きされていたと、、、。

id-labo ウィキペディアは割と信用しちゃってました。ご忠告ありがとうございます。

CLASH あ、BRUTUSの。『贅沢は素敵だ』は覚えています(笑) すごい名コピーだと思います。

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