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ラクゴデシジャク

らくごDE枝雀

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桂枝雀/ちくま文庫。

 優れたエンターテイナーであった桂枝雀は、理論家でもあった。

 それまで恣意的に分類されていた落語のサゲを、聞き手の心理によって、ドンデン、謎解き、へん、合わせの4種類に再分類。
 これらは、普通の状態である「ホンマ領域」を挟んで、内側に「合わせ領域」、外側には「離れ領域」を想定し、全部で3重の領域内で、話の筋がどう進行するかで分類しようというもの。
 「離れ領域」が非常識で、とりとめなく、不安定であるのに対し、「合わせ領域」は安心感がある。しかし、あまりに合い過ぎると、嘘に近づいてしまう(「そんなアホな!」である)。
 普通の状態を、そのどちらでもない状態と定義し、「ホンマ」(本当、真実)と名づけるところに、極めて現実的な感覚がある。

 なお、この分類はお笑いのみならず、物語の構成方法としても応用できるだろう。

らくごDE枝雀

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半無人画像 投稿者:
半無人

コメント (6)

最新コメント5件

2005/01/20

半無人 それは、知りませんでした。情報どうも。

風鈴 「この指とまれ」はちょうど10年前のNHKの番組でした。「笑わせて、笑わせて」上田文世著 淡交社 素顔の枝雀が描かれていて、味わい深く読みまとた。

2005/01/23

半無人 うう、また読みたい本が増えてしまった~。

2005/12/16

Poughkeepsie 師匠のDVD集(東芝)のおまけで観ました。上岡竜太郎のTV番組で、これをパネル使い上機嫌で講義してる様子が収録されてます<家宝

2005/12/17

半無人 そうなんですか! 実は、実際の落語は初心者の初心者ぐらいのレベルですが、この理論の話はなぜだかよく憶えていて、うろ覚えだったもので、本を必死で探しました。

つながりキーワード (7)

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人名・団体名桂枝雀

  • (ワク)

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エンターテイメント枝雀落語物語

  • (ウエブ電藝)

●桂枝雀(二代目)は、天才であった。天才が過ぎる程の超ド天才であったと思う。彼には、師匠の無形文化財人間国宝の桂米朝をして適うことのできない才能があった。何が惜しいといって、桂枝雀が大阪から...

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