夕凪の街 桜の国
もう関心空間でも多くKWがたってますがとても素敵なマンガなので。
同時にこのマンガは、まずより多くの方に知られて、より多くの目に触れることに意味があると考えて微力ながらのお手伝い意識もあり…。
原爆によって大きく人生を動かされた人達の暮らしを優しい筆致で描いています。
投下の10年後に始り、2004年まで、3つのエピソードで物語は続きます。
つまり、あなたや、わたしと地続きの物語です。
あなたが、わたしが、たまたま1945年の広島に生きて、生活していたなら、登場人物達と同じように、突然に理不尽に意味も分からず、人生を変えられた、ということです。
自己実現も、自分探しもくそもないですよ?
声高に叫ぶのでもなく、淡々と、優しく、そういうことを思わせてくれます。
そして世界では今も同じような殺戮がおきているわけですよね。
誰にでも、自分のこととして想像することだけは、今すぐにできます。
そういう優しさと厳しさを持ったマンガです。
マンガとして非常に丁寧でうまいことが、説得力を生んでいることは間違いありません。
ほっくりとした感触で、ギャグもうまいと思います。
優しい気持ちで読める良作です。
蛇足ですが、ここ最近の双葉社は面白いと思います。
アクションの廃刊・復刊を経て、大きく社会派路線にシフトをしているようですが、そうした時忘れられがちなエンタテインメント性をきちんと意識している印象です。
郷田マモラの『モリのアサガオ』もニジ的にはとても注目していて、目が離せません。(1巻が出てますが、まだ本筋にも入っていない段階なのでKWは立てられないですけど。)
ちょっと双葉社はチェックです。
つながりキーワード (15)
『夕凪の街桜の国』こうの史代
- (ハマヒルガオ)
戦後10年経った広島を舞台にした 「夕凪の街」、 それからさらにずっと後の 東京・中野近辺の「桜の国」 ・ 原爆は、 日常生活を送る人間を 生活ごと突然奪って行ってし...
片山橋
- (五鉄)
中野通りにかかる陸橋。こうの史代の漫画「夕凪の街 桜の国」の第二部の主人公「七波」の通学路である。 周辺は中野通り、新青梅街道、哲学堂公園など桜の名所が多い。
夕凪の街桜の国
- (ダイス)
原爆体験をしてきた世代と私たちの世代は間違いなくつながっているんだ、そう強く感じられた映画でした。そして決して、私たちに関係のないことではない、と。 また、個人的には...
夕凪の街 桜の国
- (郷歌(さとか))
ぽつり ぽつり と語られる言葉に癒えない傷跡を感じます。 表紙やぱっと見た中味の漫画ではとても広島の話を描いている とは思えませんが、優しいタッチの中に戦争の悲惨さ、不可...
夕凪の街 桜の国 /こうの史代
- (つばめ)
すべての日本人。 のみならず 世界中の人に 読んでもらいたい作品。 いつか 自分に子供が産まれたら その子にも読んでもらいたい。 いま、 自分が生きてるって事は、 私...
夕凪の街 桜の国
- (sandy)
その物語と、「水の塔」という個人的な偶然によって、 近年最も重い衝撃を受けた漫画になってしまいそうだ。 何を書いても、全て蛇足になる自信がある。 ただ、 原爆と...
夕凪の街 桜の国
- (トリイエ)
広島を舞台にした漫画。 原爆投下から10年後の広島の街に暮らす人々。 そして、さらにその子供達。 彼ら、彼女らにとって原爆とはなんだったのか。 広島に生まれた筆者が描く...
夕凪の街 桜の国
- (春水)
こうの史代さんの漫画です。 話題になっているものはあまり手にとりたくないあまのじゃくの性分ですけど、これは買ってみてよかったです。詩的で、静かで、誠実です。 心に残る一冊になりました。 原爆...
こうの史代「長い道」
- (Rume)
『貴方の心の、現実の華やかな思い出の谷間に、偽物のおかしな恋が小さく居座りますように。』(あとがき) 『夕凪の街、桜の国』のこうの史代の新刊。 甲斐性なしで、ちゃらんぽらんで、女好きの...
「夕凪の街 桜の国」
- (stereotape.)
これは絶対に伝えていかなければいけないマンガだ。 自分たちは戦争をどう考えてる? テレビの向こうでぼかんぼかん空爆されて、耳に新しいところだと デイジーカッターがどうだ、...
夕凪の街 桜の国
- (toho)
広島の原爆後の普通の生活を書いてあります。 ここには、被害者も加害者もいなくて、ただただ普通に原爆にあった人々の人生があります。それだけにただ事実を一緒にかみしめるしかな...
夕凪の街 桜の国
- (kuboke)
「みな洗濯してしもうて、お母さんが裸で寝とんがばれるとこよ」 「まぁ待っとってつかあさい! いまにおカネ貯めて連れてったげるけぇ」 「ほいでも言葉が全然違うが。旭さん...
夕凪の街 桜の国 / こうの史代
- (Bii)
広島で被爆をした一家の60年を断片的に描いた、とても話題になっている連作ものマンガを読んだ。何度も読み返しては、その度に最後には泣いてしまう。 原爆が投下されて2005...
こうの史代「夕凪の街 桜の国」
- (紙飛行機)
「ヒロシマ」をテーマにした漫画です。と言っても被爆直後の凄惨な描写はほとんどなく、ただ、その後の広島の日常生活が淡々と、丁寧に描かれています。物語は、被爆を直接的に、ある...
こうの史代『夕凪の街 桜の国』
- (digm)
ソメイヨシノは,だいたい樹齢60年ほどだという. 保たせようとすれば,もっと長生きするそうだが,大抵の桜並木はしばしば植え替えられる.もちろん,雑種であるソメイヨシノ...





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