シベリアン・ハスキー
踏みきりのちかくの家の庭にすんでいたハスキーが亡くなりました。
犬のさんぽのついでにあいさつをしにいくこともありましたが、初遭遇のときもうちの犬にほえたりせず、キューキューとないていました。
いつもいた小屋を通るたびにのぞいてしまいます。
とてもいい顔をしていたから、きっと家族の方に愛されたんだろな。
ぶあつい毛におおわれたたのもしい犬。
そのむかしはトナカイの遊牧を生業とする民族にとって、何百年ものあいだ、なくてはならないアシスタントでした。
1908年にロシアの毛皮商がはじめてこの犬達をアラスカにつれてきたことからはじまり、当時のアラスカではすでに橇レースが行われていたため、スピーディでうつくしい負けず知らずのハスキーが大人気となったようです。
ジフテリアが発生したとき、勇敢なハスキーチームが674マイルを走破して血清をとどけ、市民の命をすくったというエピソードもあったようです。
わたしは忘れられないハスキーのエピソードがあります。
ハスキーを2匹飼っていた家族の方が事情でどうしても、今まで住んでいた家に住めなくなり、家族の方だけが他のところに引っ越すことになってしまい、犬を手放すことになってしまいました。
オスとメスのうち、メスは引き取り手をなんとかみつけたものの、オスはどうにもならない。
家族の方のあたらしい住まいは犬が飼えない。
しかたがないため、もとの家の玄関先につながれたままになってしまいました。
その家族のかたは毎日犬の様子をみにくるものの、玄関先にポツンととり残されていた姿はほんとうに痛々しかったです。
愛する家族がいない家の玄関先で、犬はすべてを察しているかのように、ただすわっていました。
飼い主さんとさんぽのときに会っていたときとは別の犬のようでした。
残念ながら、その後私自身も引っ越してしまったのでそのハスキーがどうなったかは知りません。
でも、どうか、その後、無事愛する家族の方がひきとりにきてくれたことを祈るばかりです。
memo:Siberian Husky
シベリア北東部の遊牧民・チャクチ族がソリ引きやトナカイの番犬として用いていた犬が祖先。20世紀になってから、犬ぞりレースのためアラスカに渡ったといわれる。そり牽引用の犬種の中では一番小さく軽量だが、機敏で活発。
体高:51~60cm
体重:16~27kg
カラー:全色可
- 2005/02/04更新
- 2005/02/04登録
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