テラマチドオリイマデガワアガルツルヤマチョウ
寺町通今出川上ル鶴山町「中塚せい方」
1946年5月20日から同年11月24日まで、つまり南禅寺近くに一軒家を求めるまでのあいだ、京都市上京区寺町通今出川上ル5丁目鶴山町「中塚せい方」2階に、間借りしていたのは、谷崎潤一郎である。
終戦を疎開先の岡山県で迎えた谷崎は、翌年3月、京都に出てきた。当初は単身で旅館住まいだった。しかし、やがて家族を呼び寄せて、当座いっしょに暮すために見つけたのが、本項KWの貸し間である。
神田さんの「東京紅団」http://www.tokyo-kurenaidan.com/... という、きわめてすぐれた文学散歩のサイトから拝借した、上の画像は、いつ撮影されたものか、存じません。が、あとからエアコンが壁に取り付けられた点を除けば、谷崎の住んでいた当時と現状とでは、ほとんど全く変わりがないであろうことを、私もこの目で確認しました。60年を経てもなお、ふつうの木造住宅を当時のままの姿で、当時のままの住居表示のもとに、見つけることができる京都という街は、すばらしい。
↓神田さんの『東京紅団』《谷崎潤一郎散策》
「谷崎潤一郎の京都を歩く」
http://www.tokyo-kurenaidan.com/...
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