新井千裕
今日は衝撃的な日でした。
パラパラと
講談社のPR雑誌「本 読書人の雑誌」
をめくっていたところ、新井千裕という名が見えたのです。
ちょっと信じられなくて、じーと見てしまいました。
次に、一生懸命探したのに、結局見つからなかった大事なものが、何年かして、ひょっこり見つかったような嬉しい気持ちになりました。
何年ぶりにリアルタイムでこの名前を見ただろう。
私の知っている彼の経歴は、
コピーライターを経て小説家になり
『ミドリガメ症候群』、『忘れ蝶のメモリー』(←1番好き)、
『天国の水族館』、『チューリップ・ガーデンを夢みて』、
『100万分の1の結婚』などの本を書く。
その後、私の前から姿を消す。
という簡単なものですが、昔から好きな作家です。
本の販売サイトで検索しても、ほとんどが絶版で、新刊は見当たらず、もう小説を書くのを止めてしまったと思っていました。
この人の文章は、コピーライター出身という経歴が色濃く出ている文章で、軽くて、言葉にこだわって、
それでいてリズムがいいので、スイスイ読めます。
くすっと笑えて、慣れてくると単語と単語の繋がりが目につきだし、単語が力を持つ世界へと誘われていきます。
現実にはちょっとだけありえない設定、いるはずがないんだけど、いそうな登場人物、
そして、どんどん道を外れていくストーリー。
でも、幸せな気分になれる結末。
そして今、復活。
私は、新井千裕に聞きたい。
肩を掴んで聞きたい。
「ずっと何していたの?」
「どうしてまた、小説を書いたの?」
何はともあれ、新刊が出ます。
正直、ベストセラーには、ならない作家だと思いますが、
「本 読書人の雑誌」の中での肩書きは
作家、コピーライターとあったので、
まだ作家なんだと思うと、それだけで私は嬉しいです。
後は買って読むだけ。
新井千裕
『恋するスターダスト』
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/...
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