藤子・F・不二雄「SF全短篇(愛蔵版)」
「カンビュセスの籤」、「みどりの守り神」、「征地球論」の全3巻。
漫画でありながら漫画というカテゴリとは少し離れ、その内容は重く、80年代に書かれた物語でありながら今<現在>を問題視している部分が多々見られることにより、不思議な感覚になってしまう。
そういった漫画である。
本当にドラえもんの作者が書いたとは思えない、灰色な世界観は、彼のポテンシャルといった部分において、柱だったのかもしれない。
現在は、絶版となり入手困難。
しかし、現在を生きる僕らは一度は手に取るべき3冊ではないだろうか。
- 2005/04/29更新
- 2005/04/28登録
- 3738クリック
「藤子・F・不二雄「SF全短篇(愛蔵版)」」を検索
このキーワードを共有する
このキーワードはコレクションに選ばれています(2)
-
メイン
コメント (4)
2005/04/29
怪盗ジバコ これはぼくが高校生になったばかりのころでしたでしょうか、(もうちょっといい紙使えよなあ)なんて思いつつ、次の巻の発売日を心待ちにしてたもんです。懐かしいですねえ。この当時まだ、たしか『プロゴルファー猿』だの『エスパー魔美』だのがテレビで放送されてましたよね。
beerian 人類滅亡を救ったのは誰か。見事な発想のエンディング「みどりの守り神」、そして「宇宙人」「老年期の終り」。短編マンガなのに、SFの香りぷんぷん。いい作品が多いですね。
2005/05/02
ハニカミ倶楽部 どの作品も結末に必ず、世界や社会の矛盾を投げかける。藤子F不二雄は天才です。
2005/07/17
Rume Aのほうが一般的に毒が強いように思われているようなきもしますが。実際はFの方がダークな気がします。
つながりキーワード (4)
藤子・F・不二雄のパラレル・スペース
- (飛行おに)
藤子・F・不二雄の、あの「すこし・ふしぎ」ワールドの実写化。 気にならないはずがない。 WOWOWで'08年10月から12月にかけて放送された、全6話のオムニバス形式。...
決定版 このマンガがすごい
- (いにしえ)
マンガの出版数もものすごく、選ぶのも大変なので、この手の本の力を借りることにしました。 1328作品 ジャンル分けはお楽しみ。世相をあらわすようにさまざまな分野、多...
藤子・F・不二雄 SF短編群
- (ニジ)
ニジを作った作品。 いや、カッコいいこと言っても、わたしを作ってくれたのは、ランニングシャツとステテコでナイターみてる父だし、毎日ご飯を作ってくれた母だし、育った千葉の...
藤子不二雄
- (怪盗ジバコ)
A氏の『魔太郎がくる!!』や『ブラック商会変奇郎』なんかを買い漁っていたオカルトキチだった中学生時代に、うっかりFさんの『異色短編集』に手を出して以来、ぼくの中の藤子不二...






R・A・ラファティ
歪んだピラミッド


