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PILOT G-knock, G-2, VEGA, LUCINA

パイロット G-knock, G-2, ベガ, ルシーナ ゲルインクペンの高級版

  • パイロット G-knock, G-2, ベガ, ルシーナ ゲルインクペンの高級版の画像

■パイロットのG-knockは、ゲルインク・ボールペンとして定評がある。同じパイロットのゲルインクでは、激細と多色で手帳用に人気のニードル型HI-TEC-Cもあるが、コーン型のG-knockの方が書き味が滑らかで、普通の大きさの字でさらさらと書くのに向いている。

■G-knock/G-2はノック式で、G-3やG-6にない太字1.0mmが気持ち良い。G-6は、軸が太めで、ラバー調樹脂で覆ってある。G-3は、細くシンプルなキャップ式で、極細0.5mmと細字0.7mmがある。G-knockは、G-2の半額、G-3と同じ105円に値下げしながら、替芯をG-2やG-6と共有している。

デザインD、機能C、革新性E

PILOT G-knock 105円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...
PILOT G-2 210円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...
PILOT G-3 105円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...
PILOT G-6 210円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...

■ベガとルシーナは、G-knock/G-2/G-6と替芯を共有した高級版だ。ルシーナは万年筆調で、ボディは黒青赤黄の4色ある。ベガはスケルトンの太軸で、黒青赤黄緑の5色のボディがある。インク芯は、ベガでは極細0.5mm、ルシーナでは細字0.7mmがデフォルトだが、LG2RFシリーズの0.38、0.5、0.7、1.0mmの4種類3色(黒・赤・青)の替芯と交換できる。個人的には太字1.0mmが好きだ。

PILOT Vega 420円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...
PILOT Lucina 3,150円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...

■LG2RFリフィルは、パイロットのGシリーズ・高級ペンで使えるだけでない。上部キャップを外せば、LAMYのtipoやswiftでも互換性があるという情報もある。たしかに、LAMYリフィルとほぼ同じ長さである。しかし、逆に、LAMY自慢のM66リフィルをExecuGelで使おうとしたところ、太過ぎて入らなかった。残念。

PILOT 替芯LG2RF 3.8/0.5/0.7/1.0mm 84円
http://www.pilot.co.jp/products/pen/...

■油性ペンと異なり、ゲルインク・ボールペンにお洒落なデザインは少ないし、スタイリッシュに好みの芯を選べるのは良い。レフィル交換で同じペン軸を使い続けることができることも、エコロジックだ。ただし、Vegaはともかく、Lucinaの価格は、G-knokの30倍だ。何よりペンを紛失しやすいヘビーユーザーには、1本の高級ペンより普及ペン2本の方が気楽かもしれない。ぺんてる・プラマン・トラディオやパイロット・ボールペンREJEについても同様だが、普及品の高級版には、価格に見合ったデザインや機能の進歩に課題があると思う。

■ExecuGelも、G-knock/G-2/G-6用のLG2RFリフィルを華奢な金属軸に入れた高級版である。細い金属軸は滑りやすくグリップ感がやや悪いが、Lucinaに近い質感で、Vegaに近い価格だったのは良心的だった。後継のLucinaやVegaと比較しながら思い返すと、2005年頃に廃番になったのは残念だ。Come back!

PILOT Execugel 500円
デザインB、機能D、革新性D

■パイロットは、1918年、東京高等商船学校(現東京海洋大学)教授の並木良輔が、同校同窓の和田正雄とともに、(株)並木製作所として東京・巣鴨に創業した。万年筆用金ペンの製作に成功し、万年筆を販売した。ロゴの「パイロット」は水先案内人、当時の社章の浮き輪は「難関突破」と友情を意味するが、商船学校由来の海のシンボルだ。

■とくに蒔絵万年筆は、日本の伝統工芸を用いて、パイロットの欧米進出でのフラッグシップとなる。蒔絵万年筆は、1925年の並木・和田の欧米視察でも高い評価を受けた。そのため、1930年にはロンドン海軍軍縮条約で使用され、ダンヒルが欧州販売代理店となる。

■1938年にはパイロット萬年筆(株)に改称し、商品名と統一した社名で戦後の混乱を乗り切る。東京オリンピック前夜の1962年に一部上場し、高度経済成長期を経て、1989年に(株)パイロットに改称する。2002年には(株)パイロットグループホールディングスを設立し、2003年には(株)パイロットコーポレーションに改称する。ロゴは数々の変遷を遂げるが、現在のロゴは2000年以来のもの。

パイロット G-knock, G-2, ベガ, ルシーナ ゲルインクペンの高級版

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テリー画像 投稿者:
テリー
詳細情報
  • 価格: 105/210/420/3150円
  • 2007/07/26更新
  • 2005/05/02登録
  • 30876クリック

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コメント (3)

2007/07/26

テリー 5000クリックを迎えた機会に、廃番となったExecuGelの後継製品を加筆し、船に縁の深かった社史を追加しました。

2007/07/31

まつ そうかー。「水先案内人」だったのですね。航空機のほうを連想してしまいがちですが。 G-knockは家の電話横メモ用で使ってます。こういう用途にはこれが最高ですね。

テリー 昔はキャップ式の方が書き味が良いと言われましたが、今はノック式でも変わらないので、取り回しが楽ですよね。このKWも、当初はG-2中心だったのですが、G-knockに世代交代することにしました。懐かしいところでは、最近、ある店頭でExecuGel(廃番)の売れ残り数本を見つけ、買ってしまいました。

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