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ジャン モリス

Jan Morris / ジャン・モリス

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1926年生まれ。旅行作家。歴史家。ジャーナリスト。ウェールズ人としての強い誇りと自覚を持つ。もと男性だったときは James Morris / ジェームズ・モリス の名前で、著作を発表していた。

『パックス・ブリタニカ』三部作をはじめ、膨大な著書がある。だが、そのうち邦訳があるのは、ごく一部。『香港』、『ヴェネツイア帝国への旅』、『スペイン』、ならびに『わたしのウェールズ、わたしの家 -- 旅行作家が帰る場所』(ナショナルジオグラフィック・ディレクションズ)など。

知的で読みごたえのある旅行記を執筆する。イギリスおよび英語圏では、ひろく知られ、高く尊敬されている(1999年、女王陛下からCBEの勲位を授与された)。日本での知名度が、やや低いのは残念。

第二次大戦中は、イギリス軍の諜報活動に従事した。1953年には、エベレスト山にいどむ英国隊の登山家チームに同行し、世界初登頂成功のスクープを、全世界に送信した。知性と行動力を兼ね備えた、すぐれた英国人作家の一人。

1970年代に性転換手術を受け、Jan / ジャンと名のるようになった。その経験をまとめた著書が『苦悩 -- ある性転換者の告白』。

私が個人的に愛着を覚える一冊は、"Manhattan '45." 1945年6月20日、豪華客船クイーンメリー号がニューヨークの港に接岸するシーンから始まる。黄金時代のニューヨークを、いきいきと描写する。
 

★追記 2007/04/21
(1) 『パックス・ブリタニカ』邦訳刊行
『パックス・ブリタニカ』三部作のうち、第二部にあたる部分の邦訳が、2006年10月に上下二分冊で刊行された。訳者は椋田直子さん。日本の出版界における一大快挙だと存じます。
* 『パックス・ブリタニカ 大英帝国最盛期の群像(上)
* 『パックス・ブリタニカ 大英帝国最盛期の群像(下)

(2) 八十歳記念トリビュート本刊行
2006年10月、彼女の80歳の誕生日を記念して、
"Jan Morris - Around the World in Eighty Years"
と題する本が刊行された。これを機に、上の画像を入れ替えて、この本の表紙の写真を拝借することにしました。つまり、これが「著者近影」というわけ。


参考リンク(英語)
Jan Morris - Wikipedia
★Jan Morris / James Morris (1926 - )
 (School of English, University of Hong Kong のサイト内)
 http://www.hku.hk/english/...
 

Jan Morris / ジャン・モリス

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tomoki y.画像 投稿者:
tomoki y.
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  • 2007/04/21更新
  • 2005/05/30登録
  • 7402クリック

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コメント (2)

2007/04/21

Poughkeepsie 初めて知りました。『パックスブリタニカ』って映画化したら凄そうですね(大作で困難でしょうが)

tomoki y. はは、そうですね。それに、彼女のように、あまりにも自信満々に、大英帝国の栄光を担ってきた側の視点から一元的に描かれると、旧植民地や、世界の他の地域の人々から見たら、ちょっと鼻持ちならないというか、敬遠したくなるという恐れもあるかもしれませんね。彼女が英語圏以外で、いまひとつ人気がないのも、そういった姿勢が、ちょっと透けて見えるということが影響しているのかも。

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