明治学院大学ブランディングプロジェクト
少子化の流れもあり大学間の生き残り戦争も真剣味を帯びてきている。興味のあったアートディレクターの佐藤可士和が大学のブランディングに取り組んでいてトークイベントがあるというので参加してみようと思ったらなんと私の母校である明学だった。これは行かなくては!ということで先月抽選に申し込み白金の校舎へいってきました。
以下感想。。。
当時建築中だった新校舎はモダンなトーンで完成していて結構いいじゃん明学と思えました。
今回のブランディングプロジェクトは必ずしも単体で行われているものではないのだなぁと実感しました。
個人的には可士和氏のデザインした新ロゴも明学の良いところがうまく表現されていていいなぁと思いました。
ロゴを作成するプロセスについて実資料を基に可士和さんからプレゼンテーションがありました。
内容的にすごいプロセスやデザイン案があるわけでもないのですが、ちゃんとわかりやすくプロセスを踏んでいるなと思いました。提案の前にオリエンだけでなく、調査、インタビューなどの十分な事前調査をしていたようですが、やっぱりこのプロセスが踏めること自体が強いなぁとデザインプロセスの重要性を再確認させられました。
またデザインは運用面まで考えて黄色はY100%にするだとかフォントは市販のものを使うなどの配慮がある点はビジュアル自体のクオリティ管理だけにこだわらないその先の目的をちゃんと見ている可士和さんの視点が伺えました。
学長の挨拶や可士和さんのプレゼンからはロゴレベルのブランディング活動以上の意識の高さは見れなかったのが残念でもありました。やっぱり今回のブランディングプロジェクトも話題性やスタイルからスタートするしかないのかなぁと。
「Do For Others」という新しい教育理念もちょっと古くて形式ばっていて抽象的だし、今の世代には広がらなさそうだなぁというのも残念。「Do For Ours」の方がまだ今っぽいなんて思ってしまったり。
明学に限らず他大学のブランディング事例のスライドなんかは笑いも取れて面白かったです。各大学も少子化で真剣なのですね。
可士和さんの言われていた日本らしいブランディングを、という話は抽象的でしたが印象に残りました。事例として地方のお土産に見られる餃子キティ等のブランド管理のゆるさ(欧米のように管理しすぎずに適切に緩める)がブランドを広げている、という話だったと思うのですが、なんとなくアジアで有効なブランディング手法は欧米とは本質的に違うのかも、ということは感じることができました。
菅付さんの仕切りの悪さと噛合わなっていない点が気になったのですが、天野さんの話を含め、色々なことに気づかせてくれる機会になったので個人的には行って良かったトークセッションでした。
「佐藤可士和の仕事と周辺」
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/...
明治学院大学ブランディングプロジェクト概要
- 2005/08/06更新
- 2005/06/05登録
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