かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
ジャックスのリーダーであった早川義夫氏のソロアルバム。
なんといってもやはり第一にCD(もしくはレコード)の「能書」がすばらしい。
『僕はこのレコードをどうしても流行に乗り遅れてしまうような方に捧げようかと思う。多分に時代遅れぎみのこれらの詞曲は、けっしてかっこよくはなくなんともみじめな歌ばかりなのである。
まわりには卒業していく方もあるのに、僕はいつも同じところを歩いているような気がしてならない。納得いかぬことばかりなのだ。絶対にこれだというのがなくいつもうじうじしている。別に、化粧品や紳士服のコマーシャルのようにキリリとした男性を望んではないから、まして卒業とは納得すればいいのだから、僕は一生卒業できないだろう。君も、一年前このような場所でこのような事を考えた。だからきっと一年後もこのような場所でこのような事を考えるだろう。逃げようと思えば思うほど追いかけられるのだし、それは求めれば求めるほど見失うようなもので、いつのまにか背中だけが巨人になっている。すくなくとも追いかけられるより追いかける方がステキだろう。
AはAの原因しか知らず、BはAの結果しか知らぬ。かも知れないしかも知れぬ。人々の会話はスピードを増し、納得したふりで事のみ運ばれていく。いったい僕たちはあれもこれも欲しいのだろうか。僕は、回転数を間違えたようなこれらの詞曲を、甘えたくて甘えたくてしょうもない人に聞いてもらいたい。』
こんな感じよょょょょ~~。
このキーワードはコレクションに選ばれています(1)
- メイン
- コメント(6)
- つながり(6)
- トラックバック(0)
つながりキーワード (6)
自己表出史『早川義夫』編
- (tworrom)
1969年7月から11月の間に撮影されたインタヴュー・フィルム。(ヴィデオ) 監督・編集・インタヴュー: 原 将人 出演・音楽:早川義夫 ソロLP『かっこいいことはなん...
JACKS
- (すゞ)
早川義夫さんのいらしたロマンティックかつサイケデリックなバンド。結構実験的だったり、ジャズっぽかったりもして、サウンドはお得。詩は素敵だったり怖かったり。 学生のときに見...
2枚組のライヴ・ベスト。何気によく聴いています。 発売と同時期に出版されたエッセイ集「たましいの場所」を読んで、無作為に心のままを解き放つことのできる本物の凄みを思い...
ラブ・ゼネレーション
- (拾得)
早川義夫著 愛聴本。 文庫本あり。
ジャックスの世界
- (mic007)
1968年、日本ロックの誕生はジャックスから始まった。 早川義夫が率い、ギター 水橋春夫、ベース 谷野均、キーボード 木田高介。後にドラムスにつのだひろが加わる、元祖「...
早川義夫、松村雄策。憧れの人に会うということ
- (kakou)
4/26はヰタセクスアリスがバックを務める早川義夫さんのライブを見に南青山のマンダラへ。 前日スハラさんの代理でベースを担当しているシノワのアツザワ君から連絡をもらって「ライブの後、早川さ...







