アール・デコ展
東京都美術館で明後日6月26日まで開催中。
アール・デコは1920~30年代の装飾芸術。
情報や交通の発展の中で世界の文化がヨーロッパで交じり合った結果であり、また大量生産の機能主義的なデザインになる一歩手前の華美な装飾なのだそうです。
この時代のアール・デコ様式の建築、家具、アクセサリ、ファッション、食器などなどの装飾品が、多く展示されています。
でもアール・デコ様式はあまりに広がりを見せたため、現在でもそこかしこでアール・デコ様式風なデザインのものが見られるみたいです。
高級かつ斬新なデザインも、ありふれてしまうと安っぽくて古くさい感じに見えることもありますね。特にそういう感じがしたのが、イギリスの《ストランド・パレス・ホテルのエントランス(復元)》なんですけど、エントランスへ登る階段脇の壁とエントランスの回転扉周りの装飾と柱が、透明のガラスに銀のストライプが入ったデザイン。しかもそのガラスの中にライトが入っていて光ります。
もちろん、エントランス付近のほかの装飾(窓とか)が凝ったデザインで全体として調和が取れているんですけれど、一歩間違えると今の安っぽいラブホにも通じてしまうような感じを受けました。時代背景も考慮に入れないといけないですね。この時代には電飾というのが最先端でかっこ良かったということと、現在ではありふれすぎて下品だということ。
でも総じてこの時代の装飾は、上にも書いたとおり、大量生産品にはない凝った感じがとても素敵でした。
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