おわら風の盆
この祭りの魅力にとりつかれた人も多いことと思う。祭りというと「アップテンポな踊りとともにお囃子も賑やかに」というイメージがあるが、風の盆はしっとりとメローな雰囲気がある。楽器に「胡弓」が使われている点も特徴的で、ベンベンはじく三味線や太鼓などと違って、音と音を滑らかにつなぐ胡弓があるからこそ、あの何とも言えないつややかさが出るのだろう。
唄い手、囃子方、太鼓、三味線、胡弓、踊り手が、富山県の八尾市内を流して歩く。日が落ちてからのその様は、さらに良い。踊り手たちは編笠に顔をかくし、それがまたミステリアスな雰囲気をかもしだしている。農作業の動作をもとに作られた踊りは、静かながらも時として敏速な動きも入り、数時間はあっという間に過ぎてしまう。
毎年9月の上旬に開催される。
- 2002/04/01登録
- 2798クリック











