明本歌子
この表紙のようにぶっ飛んでます。(この作風はモチロン!横尾忠則氏!)
明本歌子さん。とても過酷な人生を歩みながら、
前方向に放射するようなまばゆい、明るいバイタリティを感じる。
1935年に生まれ、東京→ベルリン→ストックホルム→パリ→ニューヨーク→ロンドン→シドニー→ハワイと地球をくまなく住みつくし、三人の年齢も国籍も違う夫と出会い、そして誰一人とも喧嘩別れせず、現在は皆と暖かいサークルを結びながら独りで生活をする。最初からそうしよう、と思ってもできないことだが、普通の人間の器では壊れそうになるのではないだろうか。
60’sの精神的革命期をどストライクに受け、真摯に人生を切り開いていく歌子さん。和田誠をまこちゃんと呼び、勅史原宏にイラン料理をふるまい、子供とサイケなコンサートに行く。リンゼイケンプとともに世界をまわり、…あまりにも友達が多すぎて、例に出せないくらいだ。
この方の文章も飛んだり跳ねたり、読んでいると一緒にマジカルミステリーツアーに参加しているように思う程。
読後はひとっぷろ浴びたような、気持ちのいいカタルシスを感じてしまった。そしてまだまだ自分は出し切ってない!と底の方から励まされたようになった。日本の女性は時々スゴイ。見習わなくては。
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