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島尾 敏雄 /死の棘

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本を読むというのは、楽しい時間を過ごすために読むときもあれば、知識を得たくて読むときも、なにごとかにまつわる考えを深めたくて読むときも、またはなんにも考えずに読むときもあり、それはそのときどきで違うのだけれど、いったい、自分はどうして、こんな本を読み始めてしまったのだろうか、と思ってしまうような、凄まじい本がごくまれにあり、この「死の棘」は、まさに、そんな「ヨマナキャヨカッタ」本の筆頭にくるような一冊です。
しかし、それでも、いたたまれないきもちで、どうしても読みすすめてしまう。そして、この本を読まずして、他にどんな本を読んでも、なにも読んでいないのと同じではないだろうか、なんて気持ちにすらなってしまう。これぞ、戦後日本文学の最高峰だとも謳われる、愛と狂気(比喩でもなんでもなく、そのまんまの)の夫婦の物語です。

島尾 敏雄 /死の棘

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投稿者:
ryouji

コメント (1)

2005/07/15

ryouji 文学少女ですねー(笑)近寄りがたかったりしたんじゃないでしょうか、まわりの男子は笑

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トラックバック (1)

島尾敏雄「死の棘」(新潮文庫)

  • 本の虫 | Tracked: 08.12.9 3:01 am

 島尾敏雄「死の棘」(新潮文庫)を読了。読み始めてから3月半が経過した。11月の記事がないのも、そのためである。この本を入手したのは、さらに3年さかのぼる。読み通すのがつらく、何度...

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