谷崎潤一郎『美食倶楽部』
種村季弘の選者としての素晴らしい鑑識眼が遺憾なく発揮された谷崎潤一郎の短編集。
主に大正期の作品を集めたもので、谷崎潤一郎の作品の中でも幻想文学色が強い物をセレクトしている。実は私の谷崎のオールタイムベスト短編はこの本に収録されている「ハッサン・カンの妖術」なのだが、その意見に同意してくれる人は少なそうな気がします。
収録作品
病蓐の幻想
ハッサン・カンの妖術
小さな王国
白昼鬼語
美食倶楽部
或る調書の一節-対話
友田と松永の話
青塚氏の話
2006.12
復刊されて手に入りやすくなりました。
つながりキーワード (17)
「谷崎潤一郎伝 -堂々たる人生」
- (Rume)
神話を暴くというよりも、有り余るほどの谷崎先生への愛と尊敬をもって書かれた本である。 谷崎の本格的な評伝は初めて読むので、他のものとは比べることはできないのだが、資料に丁寧に当たってい...
痴人の愛
- (ggggoro)
谷崎潤一郎 略歴:1886年(明治19年)7月24日日本橋生まれ。 「刺青・秘密」 「春琴抄」 「蓼食う虫」 「卍」 「細雪」 などの著書がある。 たまたま、家にあっ...
痴人の愛 / 谷崎潤一郎
- (our)
「細雪」を読みたいと思っているも、古本屋さんにはそうそう上・中・下とは揃っていないものです。その代わりにという気持ちで購入してみる。すると、仕事に支障をきたす程に睡眠を削...
刺青
- (みちなが)
谷崎潤一郎の初期の短編小説。 女の背中に蜘蛛の刺青を彫るのだが、 入れた後で妖艶に女が変化している。 化けているとでも言った方が的確か? 通過儀礼とまでは言わないが、 ...
谷崎潤一郎
- (サボタン)
小説家、随筆家。 日本的な美や官能を耽美的に描く作家として海外でも評価が高い。「鍵」、「瘋癲老人日記」では老人の性を主題にして話題となった。 代表作は「刺青」、「痴人の愛」、「春琴抄」、...
細雪
- (no*no)
谷崎潤一郎といえば 私の中では『痴人の愛』が長いことベストだったのだけれど (ファム・ファタルに密かに憧れる乙女心v) 『細雪』を読んで気持ちが変わりました。今では この...
谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』
- (祥)
* 「人魚の嘆き」「魔術師」の二題。 谷崎文学初期の作品。 その中でもやや風変わりな異色作とされ、挿画を水島爾保布(みずしま・におう)が担当、耽美で奇想な世界を一層、際...
「東京百話」種村季弘
- (カヌー犬)
昭和の東京について書かれたエッセイをまとめた名アンソロジ。〈職人・商人〉〈芸人〉〈遊び人〉〈文士・学者・画家〉〈女たち〉〈庶民〉〈路地と散歩〉〈郊外の生活〉〈見せ物〉〈食...
谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡
- (ohsamu)
谷崎潤一郎と義理の娘にあたる渡辺千萬子との往復書簡。 書評はamazonのものにお任せするとして,この本,手紙を通して,谷崎という人の姿がものすごく胸に迫ってくるところ...
文章読本
- (ナナオ)
谷崎潤一郎著。 はっきり言って、僕の文章は上手くも無ければ下手でもないだろう。予備校で一年間、毎週小論文の授業をとっていた結論が、これだ。 それから、5年が経ち、本屋で...
谷崎潤一郎ラビリンス
- (ヽ(°▽、°)ノ)
中公文庫から出ているシリーズ。千葉俊二編。 谷崎の初期~中期の比較的マイナーな短編を収めたシリーズ。純粋に小説として面白いし、たちまち読者をストーリーに引き込ませる魅力があります。江戸川乱...
谷崎潤一郎
- (みちのすけ)
関西弁が恋しくなると『細雪』を読みます。 神戸なまりの、あの、まのびしたような、 ゆっくりしたことばが大好きです。 英語版では『Makioka Sisters』というタイトルだそうで。 (ま...
谷崎にしては、やらしくもなく、豪華でもない。 でも、誰かを愛してしまった人間の、弱さ、みたいなものがほとばしっています。愛した相手の、言うがままになってしまうような。愛...
谷崎潤一郎
- (ひい)
漱石と並んで好きな作家です。 漱石がある意味正統派であるなら、こちらは ちょっとよじれたスタンダードでしょうか(苦笑) エロスの部分を強調されがちな作家ではありますが、 作品を読むだに、...
谷崎潤一郎/細雪
- (ajico)
谷崎潤一郎の名作「細雪」 ある旧家の4姉妹それぞれの一年間の物語を、 三女の縁談話を中心に、 四季折々の風物を織り交ぜて描く。 谷崎文学の言葉の美しさに魅了されています。 特に細雪は関西弁...
細雪
- (Lotus52)
谷崎潤一郎の傑作。 谷崎ファンはあまり褒めちぎらないが、やはり大作であることに変わりはない。 愛読を重ねた新潮文庫(赤い梅のカバー)を 好きだった人に貸したまんまにさ...
谷崎潤一郎
- (ホメラレタン)
国語や日本史の授業に出てくるような文豪の中で、 初めてハマって作品を読みあさった人。 何がいいってやっぱりあの世界観。 どの作品も好きですが、初めて読んだ「痴人の愛」が...




谷崎潤一郎=渡辺千萬...
細雪
「東京百話」種村季弘
細雪




