ニース
Nice
訪れたのは昨年11月下旬。天候に恵まれ、最高気温は20度くらいありました。ちなみに前日までいたパリはとても寒くて革のコートやダウン姿の人もちらほら。この差は何?コートなんていらないよ、ビバ南仏!
コート・ダジュールの中心地ニースは、サルディニア王国の支配下にあった頃のイタリア文化の名残、19世紀から第1次世界大戦前にかけてのベル・エポック時代に王侯貴族を虜にしてきた高級リゾートとしての歴史、そして漁港だった頃の素朴さが絶妙にミックスされ、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。
海岸沿いには、19世紀に英国人の出資によって造られた全長3.5kmの遊歩道「プロムナード・デザングレ」があります。椅子に座って読書をする人や、ジョギングをする人、インラインスケートをする人の姿。iPodを持っている人もよく見かけました。南国ムード溢れるシュロの木に囲まれた豪華なホテルが並び、メインストリートには高級ブランドのショップや百貨店が軒を連ねていますが、歩いている人達の身形もそれなりというもので。パテック・フィリップの腕時計をしている御婦人とかね。犬を連れて歩いている人が多かったのも印象的。
旧市街に入ると、窓から洗濯物が干されていたりして一気に庶民的な雰囲気に変わります。サレヤ広場では毎日朝市や花市が開かれ、週に一度アンティーク市も開催。オリーブオイルの専門店や、石鹸のショップ、それからお菓子屋さんも多かったです。果物の砂糖漬け、ヌガー、口に合ったのはアーモンド・ペーストにメロンシロップやオレンジシロップを練って砂糖でコ-ティングした「カリソン」という花びらの形をしたお菓子、持参した中国茶のお茶請けにして愉しみました。そして安くて美味しいレストラン。ニース風サラダに野菜の肉詰め、ラビオリやニョッキなど。
それから旧市街地の東側へ行くと、アンティークショップも数件ありました。そこから丘へ上がって景色を見渡すと、右手には赤茶の家並み、左手には紺碧の地中海、そして豪華なヨットがズラリ、絶景です。
前知識なしで訪れたニースでしたが、下調べは必要ありませんでした。陽光の下、気の向くままに歩くだけで愉しく過ごせるから。街の規模もさほど大きくなく、パリの後ではちょうどいい感じ。僅か三日間の滞在だったけれど、次回はやはり夏に一ヶ月くらいね!アレックス・モールトンでプロムナード・デザングレを駆け抜けたい!なんてね。夢は大きく!
- 2005/08/02登録
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