ニセモノ天国
写真は2004年2月、出張で中国に行った時に訪れた北京・秀水市場。
ものすごい数の人、そして激しい客引きのなかで撮った一場面。
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PRADA、LOUIS VITTON、GUCCI、CARTIER、MONTBLANCなどおびただしい数のコピーやまったくのパロディ品であふれかえる。
秀水市場はその後閉鎖されて、一部がビルに入ったといわれるがその後どうなっただろうか・・・。
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産経新聞ウェブ版(2007年2月10日)より
中国「ニセモノ文化」拡大・増殖
「ニセモノ市場」の終焉(しゅうえん)として喧伝(けんでん)された「上海・襄陽服飾礼品市場」の閉鎖から半年余りが経過したが、“追放”されたはずのニセモノ店は市内に分散して活発に営業を続け、むしろ品ぞろえが拡大増殖している。中国の知的財産権侵害は最近では先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)などで必ず取り上げられ、米国は世界貿易機関(WTO)提訴も辞さない姿勢をみせているが、“ニセモノ文化”は中国社会にあまりにも深く根を下ろしており、消滅は考えづらい。(上海 前田徹)
「襄陽市場」は華亭路などにあったニセモノ市がすべて集結する形で2000年春にオープンした。上海随一の目抜き通りに面し、しかも広さと品ぞろえの豊富さから1日10万人の客でにぎわう中国を代表するニセモノ市として知られてきた。しかし、08年に北京五輪、10年には上海万博を控え知財侵害問題を解決するために昨年6月30日に閉鎖された。
ところが、市場で営業していた約800店は竜華路や金融街のある浦東の地下鉄駅周辺など5カ所に分散して出店し、最新のニセモノ商品を誇るなどむしろ活発に営業を続けている。例えば地下鉄駅に直結する亜太盛匯商店街では定番のルイ・ヴィトンの数々のカバン類に加えて、日本で最近人気というブランドの最新モデルも売っていた。値段も交渉次第で数百円程度と信じられないような安さだ。
また、地元に人気の七浦路の服飾市場では価格表が日本語、しかも客の呼び込みも日本語や韓国語で行われるなど相変わらず観光客が多い実態がうかがえたが、最近になって「上海の秋葉原」といわれる徐家匯の有名デパートでニセのコンピューター部品とアクセサリーが大量に見つかり、ニセモノ販売はむしろ正規化して拡大していることがわかった。
ニセモノ商品の大半は江蘇省、浙江省、広東省の沿岸各地に点在する“家内工場”で製造されるが、こうした工場が村や村役場(行政府)ぐるみで設置されていることが多く、摘発は難航する。一方、より巧妙化したケースでは、DVDコピーが養鶏場で行われたり、ニセの自動車部品が正規の工場での深夜作業で製造されていたケースもあったという。
中国公安省によると、知財侵害などの経済犯罪は激増しており、06年の模造品販売は前年度35%増、商標権関係は50%増、特許関係は34%増に上った。パリに本部のある国際商業会議所は「知財保護環境の悪い国」としてトップに中国をあげ、米商工会議所は「自動車部品の模造被害は世界レベルで120億ドルに達し、そのうち米国で流通する模造品の80%が中国製」と報告書で断じている。
(2007/02/10 10:14)
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