ポール エルデシュ
ポール エルデシュ
ハンガリー出身の数学者(1913~1996)。
「数学者は変わった人間が多い」という
本質にも近い偏見がよく似合う人物です。
彼は優れた数学者であるということよりも、
凡人にはとうてい理解も真似も出来そうにない
変わった生き様のほうが注目を集めやすい。
住居をもたず、必要最小限の荷物を詰めた
スーツケース一つだけを持って世界中を
放浪し、その放浪先の数学者と論文を
共著して発表しつづけるという人生を、
彼は生涯にわたって送り続けました。
フーテンの寅さんもびっくりですよ。
ある時は友人の家に何の連絡もせずに
いきなり現れ、友人がドアを開けるやいなや
「君の頭は営業中かね」と不思議発言をしたり、
子どものことを「イプシロン」、女性のことを
「ボス」と名付けたりする独特のエルデシュ語
を作っていたり、あまりの生活能力のなさなど、
彼にまつわるエピソードの数は膨大です。
20世紀最高の数学者と呼ばるのと同時に
20世紀最高の社会不適応者とも呼ばれる
彼自身も、「わしら数学者はみんなちょっと
おかしいんだ」と自分のことを語っています。
そんな彼の人生を書いた本、
「放浪の天才数学者エルデシュ」は
彼の数学の方式なんてわからない私に
一人の偉大な数学者の異大な人生を
教えてくれた楽しくて面白い本です。
数学にあんまり興味が沸かなくても、
数学者には興味津々になることでしょう。
- 2005/08/28更新
- 2005/08/28登録
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コメント (15)
最新コメント5件
2005/08/31
七尾 「なぜ開けるか。そこに鍵があるからだ」なんて言ってそう(笑)。科学者はロマンチックです。
CLASH 昔は科学者になりたい子供もたくさんいたと思うんですが、今ではこんなことに(笑)>http://www.kanshin.com/diary-8574?...
七尾 おぉおぉぉ・・何ということに!現実の壁にぶつかっちゃうと、わくわく出来なくなってしまうんですなぁ。理系の人にOTAKUが多い理由がわかりました。科学者とOTAKUは紙一重・・
CLASH 二昔前ならいずれ科学者になるはずだった空想好きの科学少年らが、今や行き場を失ってヲタに という(笑)
七尾 OTAKUに今や哀愁を感じます。彼らの消化不良になった科学の空想は二次元の世界へと旅立ったんですね(号泣)
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