ピーシーセンロッピャクケー
PC-1600K
シャープが1986年に発表したポケットコンピュータ。漢字表示・入力が可能なほか、フロッピーディスクドライブや光ファイバーケーブル、バーコードリーダーなど豊富な周辺機器を持つ。Z80Aのほか従来機種PC-1500のCPU、キースキャンやA/D変換用のサブCPUなど3つのCPUを搭載。
PC-9801用のマウスをつなげてお絵かきしたり、多重和音の演奏ルーチンを仕込んで演奏させたり、プロッターで超高速にお絵かきさせたり、BASICプログラムのエディット中に割り込みでツールを呼び出したり、光ファイバーケーブルでつないだマシン同士でリモートコントロールしたり・・・学生時代に若さと勢いにまかせてプログラムを作りまくっていました。 ああ、なつかしぃ。
MacのDAもどきやQuickTimeもどきのプログラムまで作りかけていたが、その頃にほぼ完全にMacにスイッチしてしまったので、そのあたりでソフトウェア開発をストップしてしまった。ただ、まだ完動する機体が4機ほど手元にある。FDドライブも動作するため、やろうと思えばすぐに実戦配備も可能だが、そうする必然性もないので、そのままの状態になっている。
メモリまわりはバンク切り換えが多用されており、16Kバイトを1バンクとしたバンク切り換えが2次元的に行われていた。一部のバンクはさらにもう1次元追加され3次元的に切り換え。
そのうえ、メモリマッピングの位置もかなり柔軟に切り換えられたので、64KバイトすべてをRAMにするマッピングなども可能。
各種IOCS実行時に、RAM上のテーブルに一度ジャンプするような仕様が多く見られ、こうしたRAM上のテーブルは「IOCS割り込みフック」と呼ばれた。これを利用して、4行モードで漢字の入力・表示が可能とするソフトも作成された。
システムコールで自由自在にCPUを切り換えられるなど、いま考えてもなかなかよくできていた機械。だが、その複雑なハードウェアが災いして、おそらく本機のエミュレータが登場することはないものと思われる。
IOCSが整備されていたおかげで、アセンブラによるプログラミング時にもあまりハードウェア寄りの仕事はしなくても、PC-1600Kが用意している豊富な機能にアクセスできた。
また、逆アセンブルして内容を解析するのも楽しい機械であった。標準では行えない4行漢字表示&入力、メインCPU切り替えのシステムコール、IOCS呼び出しフックの存在など、解析するたびに新たな発見が広がった。
キースキャン経路の豊富さも他に類を見ないものであった。RS-232C、SIO(光インタフェース)、そしてアナログ入力端子からもキースキャンが行えたため、機械語モニタを起動した状態で外部のパソコンからRS-232C経由でダンプリストを(キースキャン経由で)転送するといった荒技まで使えた。
PC-1600Kで培ったさまざまな経験は、その後のコンピュータとの付き合いにおいて多いに役立ったと感じている。
- http://plaza8.mbn.or.jp/~ll/pocket/p001.html
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コメント (2)
2002/04/12
sumim PC1501 を使っていました。BASIC とマシン語とアッセンブラはこいつで学びました。懐かしついでに Google 様にお伺いをたてたところ、こんなページが(http://home.c2i.net/trygveh/english/...)! プログラムを wav で配布しています。この手があったか…と(笑)。
ぴよまるソフトウェア はい。自分もその方法を目にして腰を抜かしたクチです(^-^; 海外ではPC1500用のFDアダプタやTVインタフェース、ROMカートリッジの追加BASIC命令など、ずいぶんとサードパーティの製品が出た様子で……。
自分たちは、パソコンとのプログラムのやりとりは、RS-232Cでやっておりました。PC-1500へは、PC-1600K経由でRAMモジュールごとひっこぬいて渡していたり(^-^;
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