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Jポップとは何か -巨大化する音楽産業-

「商品」としての「Jポップ」について分析を試みた作品。

「Jポップ」という言葉がが如何にして生み出され、如何にして利用されたか。そしてその背景にあった社会的背景、科学技術などについて論じています。興味深いのは、「自己表現」といった社会の風潮にスポットを当てて分析している点。バンドブーム、カラオケ、着メロなどもこの文脈で考えると理解できるとしています。なるほど。

そして、日本で作られた楽曲のうち海外で聴かれているのものはわずか0.5%であるということが書いてありました。これには驚きです。少なっ!しかも、そのほとんどはポケモンとかのアニメソングだそうです。世界第2位の音楽消費大国である日本は、世界的に見ても特殊な国だということを思い知らされます。

音楽産業の成熟・衰退が言われて久しいですが、これはこの本を読めば業界の構造に問題がある、ってことがたちどころにわかります。クリエイターに対するリスペクトを欠き、受け手への利便性を犠牲にする業界に未来はあるのでしょうか?不安になりながらも、音楽の持つ「可能性」に期待してしまう自分なのでした。

音楽ファンは読んで損はないかと思います。

Jポップとは何か -巨大化する音楽産業-

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投稿者:
alm
詳細情報
  • 発売元: 岩波新書
  • 人名: 烏賀陽弘道
  • ISBN: 4-00-430945-X

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  • 2005/09/23登録
  • 742クリック

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コメント (2)

2005/09/24

ゲムラン 面白そうな本ですねー。興味が沸いたので、また本屋にいって探してみようと思います。 しかし日本の歌で海外で聴かれている曲の割合が0.5%って凄いですね+その話だけでもだいぶ考えさせられます。

alm ぜひ読んでみてください!データを見るといろいろ考えさせられますよ。

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前者は岩波新書、後者は文春新書。 いわゆる「Jポップ」なるものを、さまざまな角度から分析、解析している。「Jポップを、楽しむだけでなく、考えてみる」興味深い2冊だと思う。 前者においては、...

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